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富良野盆地が湿原だった頃、盆地の周囲の丘は重要な上川と十勝の交通路だった。かつては縄文の里がありアイヌの時代にも辿られた路がこの地には存在していた。人が住むには安全と獲物、それに飲み水があることが必要だがベベルイは豊富な湧水の有る所で、古代の里でもこの湧水を利用していたのでしょう。古代人が飲んでいた水を飲む・・ベベルイ&本幸には歴史のロマンを感じさせてくれる・・そんな所です。コタンが無かったのは空知大滝でサケの遡上が少なかったからか、イトウは今では想像も付かないがデポツナイ川で釣れたという。ビール麦の丘やポプラ並木など独特の色合いと風景もよく、富良野地域の中では電柱が目立たない所です。
上富良野から麓郷方面に向かうベベルイ零号線の本幸付近に『ベベルイの湧き水』と書かれた建物の横に小さな流し台があり、蛇口から水が流れっぱなしになっています。ミネラル成分は多めな様でコーヒーを淹れるのには向いている様です。建物の裏側の路を行くと横にパイプから流れ出ている湧水が有る。それにしても水脈が変わると同じ地域の湧水でも硬度が全く違うというのは不思議。
道道705号沿いに進み、本幸小学校から西側へ少し下って行くのが解りやすいが、解らないときは本幸小学校によってみましょう。本幸小学校の生徒が制作した湧水やポプラ、ビール麦の丘の地図入り案内板が有ります。看板等一切無いが本幸小学校から下って行くと倉庫が並んだ場所が見え、敷地内の野菜集荷場横に備えられた流し台に蛇口から冷たい水が常に流れている状態になっています、但し関係者以外使用禁止となっているので水汲みは遠慮しましょう。此処の水は軟水でお茶や料理向きの水と評判だったのだが・・集荷場の裏手に湧水口があり水神が祭られている。
本来は富良野市なのでそちらでも紹介をしているが本幸からは直ぐ近くにあるので取り上げた。ベベルイ零号を富良野へ向かって走ると、左手の道路脇に小さな看板があり、はいると直ぐ『原始の泉』があります。広い空き地の奥に岩場があり、そこで水を汲むことができます。原始の泉は自然湧出ではなく深井戸からの自噴の様で水質検査が行われ、検査結果が立て札に貼られており安心感は有ります。
ベベルイの湧水汲み場を設置しているカフェの名称。建物の位置が縄文遺跡の上に有ることから水汲場を縄文湧水とロマン溢れる名前が付けられた。この水をこの先将来も大切にしていこうと言うオーナーの心がこもっています。カフェの方もオープンし中富良野の新たな魅力が増えた。管理人はお勧めで鹿肉コロッケを頂いたが、これは一押しの逸品かも。その他の料理も素材にこだわった逸品ぞろいで旅の途中には是非お立ち寄りを。水汲みも出来るようになっています。
ビール麦は本幸以外では作付けされていないと言う事で、ビール麦を見たければ本幸に行くしかない。ただ麦畑は時に場所が変わることも有るが・・それに対しポプラは大地に根を下ろした以上引っ越しは不可能で何時も同じ場所で厳しい自然に耐えて北国らしい風情を漂わせています。ポプラ自体が少なくなった今ではポプラ並木自体が貴重な風景でしょう。ポプラの場所は本幸小学校の案内板を見ていくと効率的に回れるかもしれませんね。ポプラとビール麦の織りなす丘の風景からお気に入りの一枚を切り取ってください。
ベベルイ零号を富良野へ向かって走ると道路脇のあちこちに大きな石の山が見えます。『北の国から』登場する石の家はこの周辺の畑から掘り出された石を利用して造られたものと言うことでした。中富良野の中でもベベルイは特に石礫の多い所で機械化も出来ない土地だったが1990年以降、既存農家の耕地拡大のために国による農地開発が実施され機械により石礫が掘り出された。その石が山になっている訳です。
観光農園とカフェ・ファームインの組み合わせですが、女性専用のゲストハウスが有ること、農園は有機栽培の果実、野菜というのが特徴。ファームインの基本は素泊まりですがカフェの営業時間内で有れば食事も可能。農園は無農薬、無化学肥料の有機栽培で安心出来るが、防虫の準備はしていくこと。アイヌの不老長寿の妙薬ハスカップやラズベリー等、普通では中々お目にかかれないものが多い。開園期間と対象品目については事前に確かめてください。全ての受付は『ファームインどこか農場・たまごカフェ』のピンクの建物。◇中富良野町東10線北13号 電話は0167-44-4277
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