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中標津町を巡る旅

中標津町の温泉とアウトドア 川のアイヌ語名

□ 武佐岳

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標高1061mで登山口からの所要時間は約2時間。山開きは毎年6月第1日曜日に、登山者には地元温泉の無料入浴券が プレゼントされるとの情報有り。山頂からは知床山系や屈斜路湖、斜里岳を望むことができる眺望に恵まれる。アプローチの案内表示も行き届いていて判りやすく、迷う所はない。駐車場の展望台には雨水を利用した水洗トイレがある。更に車でその先1.2kmまで行くと事実上の登山口。この間の林道は無論未舗装だが一級道だ。頂上は四方大パノラマなのだが、惜しむらくは羅臼岳頂上とその奥に位置する山が見えない。しかし、左方には西別岳、阿寒方面、標津岳、斜里岳が、また海を隔ててクナシリの山々が並び、右下方には野付半島と根釧原野が広がって申し分のない眺めが楽しめる。

□ 標津岳と養老の滝

標津岳登山口

登山口への道はホテル養老牛の前を右折し、モシベツ川にかかる橋を渡ると直ぐ左手に案内板がある。ここから6km先に駐車場があり登山口になっている。登山口までのモシベツ林道は比較的良く整備されている。登山口より歩き始めると直ぐに頂上まで6kmとの表示があり、以降1km毎に表示がある。急な上りが殆ど無い広い刈分け道をすすみ、清水沢を過ぎ展望台まで上がると、ここから右に曲がり尾根を行く様になる。ハイマツ帯も切り揃えられた広い登山道です。頂上から南西方面は丈の高いハイマツのため展望は利かないが斜里岳や西別岳、カムイヌプリ、摩周湖、屈斜路湖、オホーツク海、武佐岳を望めます。途中の展望台から見る風景も素晴らしいものです。養老牛から林道に入ると林道のすぐに養老の滝が有ります。林道に入りすぐに古い林道側に左折すると小さな広場があり、木で土留めされた階段を川原に向かって下だると大きくはないが心和む養老の滝です。ヤマメが滝を登ろうとしてジャンプしている光景に会えるかも。

□ 養老牛温泉

養老牛温泉のシンボル

養老牛温泉は中標津市街から約27kmの奥深い原生林と渓流に恵まれた中標津の奥座敷として親しまれている。養老牛温泉温には3軒の温泉宿があり、温泉は無色透明、豊富な湯量を誇り、自然の雰囲気にあふれたまだ俗化されていない温泉として人気。温泉の裏手を流れるモンベツ川〔標津川の支流)では釣りが楽しめるほか、春には山菜、秋はキノコなど森の恵みもいっぱいある。名物料理は、近くで取れる川魚ヤマベ、それと山菜料理。紅葉の時期には、川のせせらぎを聞きながら、露天風呂から紅葉を楽しめます。映画『男はつらいよ』などのロケ地となった事もあるが、今はシマフクロウが見られる事で、この地のファンになった人も多い。養老牛の地名は戊午志辺津日誌や蝦夷語地名解には無い地名でエオルシからでたと云われています。エホルシ「頭が・水・にいつもついたままになっている・もの」と云う事ですが、ケネカ川と合流するカンジウシ川を戊午志辺津日誌では「カンチウシプト・・地名の訳は矢の当りて刺ると云儀」と有り、そこがエオルシで今の養老牛付近ではなかったかと。養老牛温泉の有る所は「モーシペッ是小さきシヘツと云儀」と書かれているが、蝦夷語地名解にはない地名。

□ からまつの湯

からまつの湯

養老牛温泉」より更に奥約2kmのカンジウシ川沿いに有るのがライダーに人気の「からまつの湯」養老牛温泉からは道幅が狭く、砂利道になるので走行に注意が必要。温泉は混浴で男女別の簡易脱衣所が有る。浴槽は一ヶ所でカラマツで作られ湯船は石組、底は砂利で横には川が流れている。近くに湯温を調整する弁があります。川の水で温泉を薄めて調整しているが、川の水を入れると濁るため必要維以上に薄めない事。湯温は熱めで透明、僅かに硫黄臭が有ります。からまつの湯は、入浴施設として認可されていないため何か問題が起ったら閉鎖になる可能性があり、マナー厳守で入浴しましょう。浴槽は橋から見えるので気になる人は水着を着用してください。

□ 標津川

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標津川は標津岳を源とし、中標津町と標津町を抜けてオホーツク海へ注ぐ、長さ77.9kmの二級河川。中標津町の市街地の中を貫流し川の傍まで簡単に入って行ける所も多く橋の数も多い。河川の改修は進んでいるが意外と好ポイントが残り大物がヒットする事もあるが、イトウは絶滅が確認されている。タックルは狙う魚体に合わせてルアーならウルトラライトからミディアムライトまでフライなら4〜8番まで位が選択可能な釣場ですが、アプローチが容易という事は多くの釣り人に攻め続けられ比較的プレッシャーの高い魚が多いと云う事です。市街地を外れ上流域になると自然河川の様相を呈し思わぬ穴場が存在するかも、ただ移動はままならず釣りには危険が伴います。もう一つの危険は云わずとしれた野生のヒグマに遭遇する可能性があり、熊よけ対策は万全に。下流側も同じ事ですが、容易に歩ける所が終る所からが本当の標津川で、原始の様相を見せる流れには大物が潜んでいますが、それ以上に危険が潜む。中標津の町にも温泉が有り、釣りで疲れた体と心の癒しをするのも良い。

□ 武佐川

武佐の湧水

標津川の支流で棲息する渓流魚は殆ど標津川と同じとなるが此川はヤマベは周年禁漁区域となっており、釣りをされる方は注意をしてください。タックルはフライなら3〜4番、ルアーではウルトラライトクラスで十分楽しめると思います。川幅は約5m前後で、ポイントが判りやすくビギナーでも釣りやすい。時には意外な大物もでるので気は抜けませんが。フライフィッシングのドライフライ、ニンフ、ストリーマーなどの練習には良い。もう一度繰り返しますがヤマメに関しては周年禁魚河川です。武佐の由来については蝦夷語地名解では不明、頼りになるのは松浦武史郎の戊午志辺津日誌「モサフト・・地名モサとは昔ヌーと云い由なるに、魚類沢山入るが故に改めしとかや・・ヌーとは温泉の様に水の湧処を云。その源水湧出る処有り・・また一説モサとはモーと云いしを延したる也。モーは小さき事を云、シーは大なる本川を云よし。シヘツと云」と今の標津川の由来だが、古来は武佐川と標津川の合流部より上流の標津川がシーペットであった様です。

□ モアン川 モアン山

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標津川の支流モアン川は中標津孵化場のすぐ脇を流れる川でヤマメに関するアイヌ伝説が残されといると云う。かつてはヤマメの沢山釣れた川で有るが今は運次第と云うことになりそうです。流れはやや急ですが釣りやすい川と云えるでしょう。この川を取り上げたのは釣りというよりはその川名に魅せられてというのが本音。中標津郷土館にその解説が有るので参照して見てください。そこにはない事だけ書いてみます。松浦武史郎の志辺津日誌にはモアンとシアンが記録されているが、その意味には触れていない。ただシアンが有る事を考慮するとまた違った解釈が成り立つ。シアンに関しては「氷雪の頃は此上よりシャリ水源に近きよし」と有り、モアンはモアンルルで小さな山向こうの地、シアンはシーアンルルずうっと山向こうの地と云う事かもと謎の地名です。モアン山をアイヌ語で「石が転がる山」と書いていたサイトを見たがこれも謎、十勝石が沢山あるのら現実味はあるが、元々は川の名称と思う。モアン山は絶景と云うが立ち入りには地権者である牧場の許可が必要、無断での立ち入りは禁止。

□ 当幌川

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当幌川といえばイトウと言うほど有名な川でしたが、今はアメマスで通うファンが多い。河口付近では丹頂鶴の姿も見られる湿原を流れる川ですが、中標津町から釧路方面への途中、南中標津付近で左折をすると、当幌川の釣場に入る事が出来ます。流程の長い川ですから他にも各地域にある橋を起点に入釣は可能ですが、湿原が取り囲む川ですからなかなか移動はままなりません。雪解け水が落ち着いたあとから川面がふさがるまで釣りが可能です。ただ中標津エリアではルアーでの藪釣りと云う印象だが。

中標津町の自然と観光スポット・ミニギャラリー

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