湿原を楽しむ手段としてカヌーを利用する方が最近は増えていますが、別寒辺牛川では湿原に国の特別天然記念物タンチョウ鶴が営巣しているため、雛が飛翔できるようになるまでの期間、カヌー乗り入れを制限しています。カヌーは湿原の交通手段としては優れたものですが、湿原に立ち入ることで丹頂鶴などの障害になるなど野生動物への影響は大きいため、厚岸町ではカヌー駅を三箇所整備し、それ以外の所での乗り降りをしないように呼びかけてる。カヌー施設の開放期間は、5月1日から10月30日までの間とし、以外の期間は施設を閉鎖、期間内のカヌー利用は予約制です。詳しくは受付を行っている厚岸水鳥観察館にて確かめてください。此所では一番大事なのは自然と丹頂鶴であって人間ではないと云うことですね。釣りなどに関しての制限はありませんが、釣りのベストシーズンと丹頂鶴の子育て時期とは重ならないことが多いが、釣り人の圧力で営巣地を放棄する可能性もあるのでその配慮は必要です。◇水鳥観察館 TEL:01535-2-5988
別寒辺牛川の上流域は原始の面影を色濃く残しているが下流域は湿原をゆったりと流れる。厚岸湖への流入口から10kmほど上流の「別寒辺牛川橋」左岸側に最初のカヌーポートで駐車場とトイレあります。源流域は倒木などで危険な所も多いフィッシング向きの渓相ですが、このコースはカヌーが初めての人でも難なく川下りを楽しめるでしょう。国道44号線の「別寒辺牛橋」左岸にもカヌーポートがあり駐車可能です。根室寄りの糸魚沢付近からチライカリベツ川を下る事も可能です。あとは水鳥観察館にもカヌーポートが有ります。カヌーは自然を傷つける事が少なというが、それは他の移動手段と比べてという事で、自然に対して決して優しいという訳ではない。
別寒辺牛川はルアーフィッシングでの釣りが中心になるでしょう。釣場は別寒辺牛川に架かる各橋の周辺に限定されてしまいますが、運が良ければ初心者でもビックなアメマスに会える事もある釣場です。湿原の中を流下するため全域を通して釣ることはカヌーが必要になるかも。川の氷が落ちた川あけと晩秋がベストシーズンです。何処の川でも同じですが川のカーブする深みや障害物に魚はついてます。ルアーはシングルフックの方が消耗は少ない。フライではバックをとれないところが多くベテラン向きでしょう。貴方も50cmオーバーのアメマス狙いで出かけてみては、期待感だけは保証出来ます。
厚岸町はカキ貝の産地として有名ですが意外と釣場としても気軽に行ける名釣り場が町の真ん中にあるという便利な釣場。厚岸大橋を挟んで手前の釣り場が「真竜岸壁」厚岸大橋を渡った港は「若竹岸壁」で、地元の人は潮回りと魚の寄りつき具合で釣り分けているようです。竿は3.6m以下の投げ竿が便利。潮の流れがいつも速いため、おもりは30号前後でスパイク付きがいいようです。主な対象魚はカレイになりますが、冬場はチカとカンカイの釣りもさかん。
キャンプ場の開設期間は7月から9月末まで。低料金のわりには施設も整った綺麗なキャンプ場です。愛冠岬にも近い自然豊かなキャンプ場ですね。アウトドアのベースキャンプや太平洋シーサイドラインの探索基地に便利かも。料金/大人210円/小人100円バンガロー/1棟1泊 2.100円。シャワー、洗濯機、乾燥機あり長期滞在も可能でしょう。◇厚岸町筑紫恋2-2 現地 TEL:0153-52-6627 ◇厚岸町役場総務課 TEL:0153-52-3131でも問い合わせ可
厚岸町の一部の海岸線に旧苫多村の名前が地名が残された海岸で、アイヌ語のトマタロに由来する。昔の海岸線は砂浜なのだが、侵食が進み今では海岸線の様相も異なる。苫多海岸は、厚岸道立自然公園の景勝地で門静からと尾幌側からのルートがあるが、尾幌側は海岸段丘崖の際を道が通っている為見晴らしが良いこと。釧路町の尻羽岬〜大黒島〜厚岸半島のダイナミックなパノラマを見ながら入組んだ海岸線を走るため、道幅は狭くカーブとアップダウンは多いが舗装はされている。入口より3km地点の見晴らしの利く場所にでると、厚岸観光十景、北海のパノラマ、北海道厚岸道立自然公園と書かれた案内板があるが駐車場はありません。海岸の通りではスピードを控えて安全運転に徹してください。
厚岸町床潭の床潭沼は浅い泥炭海跡湖沼で周囲は湿性植物で覆われ、南北に長い十字形をしています。ヒブナは、フナとワキンの中間種で、普通のフナの中から突然変異によって出現したものといわれていますが、緋色を出現させるのはヒブナの素質をもっているものだけで、ふ化して1年は体色が黒いのですが、1年後に腹部から徐々に赤く変化していきます。昭和40年からヒブナの生息調査が行われています。フナに対するヒブナの出現率が1%弱と低く貴重な魚といえますね。道北の天塩川水系でもヒブナは多いがこちらは釣りの対象となっている。
太田には、明治23年に宮城、山形、新潟、福井、石川、和歌山、兵庫など8県から440戸が入植し、今日の太田が有る。太田屯田開基100年を記念し、平成3年5月25日に太田屯田開拓記念館が開館。館内には屯田兵制度の移り変わりや、酪農郷太田などのテーマに沿って、豊富な資料が収蔵展示され厚岸の農業史が視覚的に判ります。◇厚岸町太田5の通り23番地1 ◇TEL:0153-52-3599
昭和26年に愛冠岬の旧軍施設を利用して北大付属博物館として開設されました。道東地域の哺乳類、鳥類、魚類、昆虫類、岩石、化石などを中心に約2千点が展示されているが新しいのは少ない。北大付属臨海実験所は昭和6年に北海道大学理学部付属厚岸臨海実験所として設置されました。寒流系生物を主体とした総合的な生物研究が進められている。最近入館料が無料となった。◇厚岸町愛冠
厚岸は東北海道では一番古い歴史を誇る町で厚岸郷土館では厚岸の歴史がよく分かる。昭和42年に国泰寺跡前に開館され、国泰寺資料、屯田兵資料、埋蔵文化財資料、民俗資料、剥製などを収蔵展示。海事記念館は厚岸町開基190年を記念して、役場庁舎前に昭和63年に開館、1階は海事と歴史をテーマにした展示で、2階はプラネタリウムとサイエンスホールで星に関する学習ができます。◇郷土館 ◇厚岸町湾月1丁目2番地 ◇TEL:0153-52-3794 ◇海事記念館 ◇厚岸町真栄3丁目4番地 ◇TEL:0153-52-40400
安政4年4月松浦武四郎により八幡大神(本来は農業神と言うが平安末期以降は源氏の氏神とする武神・軍神としての性格が強くなる)を、真龍に1祠を建て奉安したのがその始まりと伝わる。その後祠跡の修復や社殿の建立などを経て昭和16年現在地に移転。松浦武四郎が公式に厚岸に訪れたのは安政4年の前後で、安政4年に厚岸を訪れた記録(管理人の資料では)は見あたらず。武四郎日誌の現代語訳をされた丸山道子氏の納沙布日誌前書きによると安政4年に根室方面に謎の行動をしているらしいと。その時の出来事なのかもしれない・・・◇厚岸町字宮園町146番地
急な登山道(木製の階段や土止めした階段などで濡れていると滑りやすいのでハイヒールやサンダルは禁)を登り切ると最初に目に入るのが『鹿落しのチャシ跡』でその近くに展望台があり眼下に厚岸大橋が望める。西側の「松葉町裏山チャシ跡」はお供え餅のような外観でお供山と呼ばれるようになった様です。山頂部全体は草原状になっているがはっきりした道は無いも草の伸びる前であればチャシの殆どを見て回れると思います。山頂に向かって進むと「逆水松チャシ跡」とユーカラにもてで来るという樹齢約400年のオンコ「逆水松」等があり見晴らしは良い。「奔渡町裏山チャシ跡」もあるがこちらは未確認。管理人は松葉町からの登山道を利用したが地図上では湖南側にもある様です。
お供山チャシ跡群は、湖南地区にあるお供山にアイヌの人達が造った4つのチャシ跡を包含する遺跡で、近世アイヌ期(17〜18世紀頃)のものと言われています。いずれのチャシも小高い丘や側面に突き出した丘の先端に有り海や湖を見渡せる見晴らしの良い所に有る。お供山チャシ跡群のひとつで展望台のすぐ近くにある「鹿落しのチャシ跡」は崖下から鹿の骨が出土した事から鹿落しの名が付けられたという。チャシ跡には空堀がめぐらされている様子が残る。お供山展望台の入口から徒歩15分◇厚岸町
浜中や厚岸は断崖の海岸線と湿原というイメージが強いが、内陸奧に入ると広大な牧場が広がっており全く異なる顔を見せる。厚岸町営牧場は大別・セタニウシ・別寒辺牛の三地区に分かれ総面積約1,981ヘクタール、大別地区は周氷河地形のような波状台地から360度の視界と特に景観に恵まれており、条件が良ければ遠く秀峰雄阿寒岳や雌阿寒岳を望める。牧さん育ちには見慣れた風景だが、都会育ちには新鮮な風景だろう。◇厚岸町大字太田村字大別