☆更新情報など☆
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根室市のフットパスと自然情報をメインとして扱います。なお車でアクセス可能な所もパスのエリア内についてはここで紹介しています。根室フットパスには落石地区マリンビョン協議会が整備するフットパス1ルートと酪農家集団AB-MOBITが整備するフットパス3ルート、計4ルートのフットパスがあります。フットパスの利用時にはルートマップを買い求め必ず携行してください。これがフットパスの通行許可書となります。注意することはガイドマップに記載されているので熟読の上厳守する様にしてください。北国の自然に分け入るにはそれなりの準備と体力は必要です。ヒグマ情報は必ず事前に確認のこと。
スタート地点の一つ、築拓キャンプ場(富岡牧場内)は現在休業中のため、スタート地点を明郷の伊藤☆牧場か厚床駅とするのがよさそうです。管理人は伊藤☆牧場の酪農喫茶をスタート地点にして10.5kmのコースを一周しました。牧草地の中や放牧牛を見ながら約4時間ほどで回れます。アップダウンはそれ程ないコースですが廃線となった標津線跡や谷地坊主などがあり意外性に富むが、標津線跡や一部農道では砂利が浮き石の様になっているので靴は底のしっかりしたものでないと全コースを踏破するのは苦しいかも。管理人が気に入ったのは見晴らしの良い「もの思いにふける丘」と「高台の草地」ミニ原生林的な「国有林」ライベツ川沿いの湿原にある「谷地坊主」。驚いたのは延々と続いているようにも見えた「標津線跡」と、水楢の純林に近い防風林が随所に有る事でした。なお富岡牧場内のキャンプ場は使用できないので「明郷伊藤☆牧場」でキャンプは可能との事。設備は最低限ですが環境は良い。※明郷伊藤☆牧場のレンタサイクルは場内のみです。
国道243線沿いにあり厚床駅から車で5分の距離。厚床パスの休憩地、又は始発点として便利です。名物はソフトクリームの様ですが、食事も出来る他、加工乳製品の販売や農産物の直売コーナーもある。根室フットパスの全ルートマップもここで揃います。酪農体験の受付もしている。◇根室市明郷(あけさと)TEL:0153-26-2181
海沿いの牧草地を歩くコースですがアップダウンはあるのでそれなりの装備は必要。コースは別当賀駅をスタート地点としているが、別当賀パスへの入り口は民家の間に伸びる直線の農道、最初のゲートを抜けると国有林で緑のトンネル、視界が開けてくると第2のゲート、ここから先は鳥獣保護区となっており施錠されているので事前に鍵を借りておく必要が有る。第2ゲートを抜け下り坂を進み東ホロニタイ川を越えると第3ゲートに向かって登りが続く。第3ゲートを越えてまもなく牧草地のコースとなりピークからは海岸線が見えて爽快。天狗岩川の両脇にある小沼を過ぎると古いサイロが二つ、海岸線に出ても良いし高台のお台馬場にででも良い。ここではフレシマ(意味は赤岩)湿原の湖沼と砂浜の海岸線が見事。野鳥の姿も多いので双眼鏡持参がお勧め。約2時間のコースだが野鳥観察や写真撮影も含めるなら倍以上の時間的余裕を持って行きましょう。
日本野鳥の会が野鳥の保護と調査の為指定した鳥獣保護区に大部分が入るため別当賀パスを利用する場合はゲートの鍵を借りなければならないが、市道より車でアプローチする事も出来ます。市道からフレシマ湿原が左方に見えだした所に野鳥の会のモニュメントがあります。フレシマ湿原には馬が放牧がされており樹木は少ない。市道の右側は西ホロニタイ川に通じる湖沼があり古いサイロも。湿原の周辺はホロニタイと呼ばれた森林に覆われていたが今は面影を残すだけ。地名解ではポロ・ニタイ“大林”楢樹多シと記す。
初田牛パスは既存の農道と市道や道道を組み合わせた道で舗装路が殆どで、歩くよりはサイクリングコースとして利用されている。車でもアプローチは可能だが好きな所で止まる事が出来ない分楽しさは半減。ルートマップの必要がないと思う方もいるかもしれませんが、途中の見所がマップに記載されている分有った方が何かと便利です。途中には丹頂鶴のスポットや釣り人には嬉しいスポットもある。根室で唯一のメガネ橋も初田牛パスに含まれます。レンタサイクルは別当賀夢原館(TEL:0153-27-2757) 別当賀夢原館利用者のみ)で借りられます。釣り好きな方はパックロット持参を。管理人は 2010.10 に初田牛パスは雨で車使用、他の3ルートは自力踏破しました。
断崖絶壁の続く海岸線と幾多の奇岩や意外性のある植生など根室フットパスの中でも最も変化に富んだコースです。落石駅をスタート地点に反時計回りで廻りますが、浜松集落だけならば車での訪問も可能ですがこのコースの核心部はやはり落石岬と対をなす岬の海岸線巡り。高低差はないが急なアップダウンが結構あるも、それを忘れさせてくれる景観がある。花はガイドマップに載っているのが殆どだが二つの沢地形では見事な谷地坊主があったのは意外。もう一つはコース後半に見られるアヤメの大群落。花のシーズンは見事だろう。急な階段を下り砂浜歩きで浜松集落だ。集落に沿うように伸びる舗装路をそのまま進むと右側に「北の国から」で使用された建物がある。更に進んで浜松会館を越え登り坂にさしかかる所まで来ると消波ブロックが消えて自然の砂浜となり七つ岩が見えます。ここからは坂を上り右折するとまもなく浜松海岸駐車公園。落石駅に戻る途中に浜松海岸展望地があります。浜松の地名に関してはルートマップにも掲載されていますが補足すると元の地名「背臥牛」に関して松浦武四郎の戊午東西蝦夷山川取調日誌に「鮫の脂を採ったから」納沙布日誌では「雑魚の脂を採った」からこの名有りと記載有り。
断崖絶壁の続く海岸線で特に目を引いたのは一般に窓岩と呼ばれるタイプの岩。特定の方向しか見えないのもあるが、この海岸線には七つの窓岩と一つの立岩があった。そのいくつかはギャラリーに掲載している。名前のあるのは防波堤横の窓岩のみとなるが・・もう一つは水量は少ないが直接海に注ぐ滝が有る事。陸路から直接海に注ぐ滝を見られる所は道北、道東には他に知らない。船から見られるのでも北海道には5カ所しかないとか。最後にルート図は海岸では参考にしかなりません。ただ海岸の踏み跡に従って進むと降り口の標識にたどり着くようになっている。踏み跡は放牧された馬の道と重なって幾筋もあるので、あまり海岸には近づかない様にしてください。
道道142号沿いの浜松海岸の駐車公園でトイレも完備されてます。目の前に風力発電の風車が立ち並び、そのさきにユルリ島と七つ岩が寄り添うように並んでいます。ここからは落石港(浜松港区)がよく見えます。七つ岩を見るなら此所がベストかもしれません。かなり前の事ですがここは北の国からのロケ地にもなったそうです。
駐車公園から道道142号を落石方面に少し進むとユルリ・モユルリ島と書いた小さな看板が左側に立っている。そこから砂利敷の駐車場に入ると浜松海岸と書かれた案内板があり浜松の集落と左右に続く砂浜と岬、沖に浮かぶユルリ・モユルリ島と七つ岩が浮かんでいる風景は見事。夏の昆布干しの風景はこの周辺の風物詩です。
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