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釧路湿原西部 太古の景色が此処に有る‼

釧路湿原国立公園

釧路市01

釧路湿原は平坦で果てしなく広大な景観が際だった特徴で、昭和62年に28番目の国立公園に指定されている。約2万6千haに及ぶ湿原の大半はヨシやスゲ類とハンノキ林からなる低層湿原ですが、高層湿原や蛇行する河川、湖沼群など様々な自然環境を環境を併せ持っている。また釧路湿原の主要部分は「ラムサール条約」に登録され、イトウ、キタサンショウウオといった希少な生物が生息。

釧路湿原展望台

釧路市02

釧路湿原展望台は釧路湿原を西側から望み釧路市が管理運営しています。釧路湿原展望台は湿原の名物ヤチボウズを連想させるユニークな外観で昭和59年にオープン、展望台からの眺めは手前には原生林があり、湿原が遠くに見えていますが、蛇行する釧路川が見えず、広大な湿地帯というよりはサバンナのような風景といった方がいいかもしれません。2階展示室では湿原のジオラマやグラフィックパネルによる釧路湿原の生い立ちや、湿原の動植物、遺跡、地形、地質などについて分かりやすく展示しています。湿原ミニギャラリーも随時開催しており、備付水槽では湿原の主、幻の大魚イトウが飼育されている。◆釧路市北斗6-11 TEL:0154-56-2424 駐車場有り

北斗木道とサテライト展望台

釧路市03

湿原展望台の周囲2.5kmを約1時間で回る遊歩道は7ヶ所の広場とサテライト展望台からなっており、温根内ビジターセンターと北斗遺跡へ通じています。周辺にはエゾカオジロトンボやキタサンショウウオなどが生息。サテライト広場へ向かう湿原遊歩道は途中がアスレチックのようになっていたり、休憩広場があったりと飽きずに歩けるが展望はありません。サテライト展望台へ着くと前方の視界を遮るものはなく眼下に湿原が果てしなく続きその広さを実感できます。入口の看板に湿原を歩く際に熊と出会わないための注意と毛虫が多いと書いてありました。特に初夏は毛虫の数は半端では有りません、国立公園では毛虫も保護されている?防衛策は傘、毛虫が多い時は傘必携。木道ではシマリス等などの野生動物に会えることも。釧路湿原展望台には道道53号線沿いの釧路市から鶴居村に入ってすぐに看板があります。※2010年訪問時はサテライト展望台や遺跡には行けましたが北斗木道への一部が破損して通行止めとなっていました。ヒグマの出没で閉鎖される事も、ヒグマの出没情報は必ず現地で確認の事。

史跡北斗遺跡展示館

釧路市05

史跡北斗遺跡展示館は復元された住居跡や遺構全体模型等を見学でき、湿原遊歩道、遺跡散策の入り口として利用されています。展示館見学後、遊歩道を歩くと史跡展望台から擦文の村、釧路湿原展望台等を楽しむことができます。釧路駅から車で約25分の距離です。駐車スペースあり。※遊歩道の木道部分は老朽化による損傷が進んでいるので注意、濡れているときは整備用の道路を利用した方が良いかも◆釧路市北斗6番7号 TEL:0154-56-2677

復元された竪穴住居跡

釧路市04

北斗遺跡は、釧路湿原の西側、緩やかに連なる台地にある東西に長い大規模な遺跡です。旧石器時代から縄文、擦文時代にいたる、重複遺跡で表面から先住民族の竪穴住居跡が縄文時代、続縄文時代と思われる竪穴が102軒、擦文時代と思われるものが232軒、9地点に分かれて発見されています。中には旧石器時代のものと思われる石器も発見されており、1977年には国の史跡に指定され、永久に保存される事になった。ここは古代のロマンに満ちた歴史の跡なのです。夏期は毎日の燻煙が必要なために管理者が常駐。

キタサンショウウオ

キタサンショウウオは、全長11cm程の小型サンショウウオでシベリア、カムチャツカ、サハリン、北千島、朝鮮北部に生息し、世界のサンショウウオの中で最も広範囲に分布。日本へは約2万年前の氷河期に、大陸と陸続きになった北海道へ分布を広げたといわれます。現在は釧路湿原と北方領土の国後島に氷河期の遺存種として生息します。キタサンショウウオは頭から背から尾にかけて黄色の太い縦縞が2本あり、また後足の指の数が4本(エゾサンショウウオの後足は指が5本)あることで、エゾサンショウウオと簡単に見分けることができます。のあります。釧路湿原では、4月中旬~5月中旬にかけて冬眠から覚めたキタサンショウウオが湿原の小池に集まり、夕方から夜間にかけて水中でひも状の卵塊を、水草の茎などに産みつけます。産卵します。5月下旬頃より幼生が孵化しはじめ、ユスリカの幼虫やボウフラなど水中の小動物を食べて成長し、8月には亜成体となって陸上生活に移行。10月から翌春の4月までは成体も亜成体も、比較的乾燥した所に潜り込み冬眠する。成体になるには、3夏以上かかるといわれています。キタサンショウウオは釧路湿原の各所で見つかっていますが、湿原の開発や乾燥化などにより生息数は激減しています。環境庁はキタサンショウウオを「日本の絶滅の恐れのある野生生物」の希少種に指定。

釧路市の自然と観光スポット・ミニギャラリー

石川啄木歌碑06 北斗遺跡復元住居07 画像枠02 画像枠03 画像枠04 画像枠05

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