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利尻島は日本海に浮かぶ美しい火山島で、中央に利尻富士の別名がある海抜1719mの利尻山が聳えています。遠くから見ると綺麗な成層火山ですが近づいてみると、今なを崩壊と浸食の進む山で、登山者には憧れと同時に危険な山でもあります。利尻山の稜線は四方に広って豊かな裾野を造り、島の周囲はおよそ60km、島と言っても山岳から湿原まで多様な自然が詰まっている北海道では一番大きな島。植物は利尻島特有の種も含めて高山植物は多いが大型哺乳類は生息しない。厳しい自然環境を秘めた夢の浮島。
利尻島の東側に位置していたので以前は東利尻町といっていたが、開基110年に利尻富士町に町名を変更し現在に至る。町の基幹産業は水産業で利尻昆布とそれを食べて育つウニは国内でも有数のブランド。類い希な自然環境に恵まれ年間20万人の観光客が訪れる観光の島でもある。
離島の観光は天候次第で島から出られなくなる事もあり得る事を覚悟にして出かけよう。周遊は上陸地点から始まるが島の環状道路をまず廻ると良い。歩きやレンタサイクル、バス、タクシーなどを組み合わせながら2~3日をかけて廻るのが良い。何か気になった所があれば横道に入る道草の旅がお勧めなのだが、時間に余裕がなければ観光バスの利用が便利だ。写真マニアには利尻山が順光になるように午前中は東側の利尻富士町、午後は西側の利尻町を回る時計回りのコースがお勧めですが逆もあり。
鴛泊市街から近い【ふれあい公園内】にあり、ユニークな外観が特徴の離島では初の美術館。旭川以北では最大で利尻島唯一の美術館で、絵画や彫刻といった美術品の他、利尻島の花や野鳥の写真パネルが展示されている他、利尻の四季を写したビデオ上映などもあり利尻の意外な一面を知る事が出来る。開館は5月~10月の夏期のみ。◆利尻島鴛泊栄町
ふれあい公園の中核的な施設で周囲にはリップ館、本格的な高山植物展示園、温泉プール、ファミリーキャンプ場、総合運動公園、日本庭園風の修景池、歴史の森などがある。利尻富士が見える露天風呂が自慢の天然温泉で、地元民から愛され観光客にも人気。利尻山登山で酷使した筋肉をを癒すにもよい。レストコーナーや休憩室など設備も整っています。泉質はナトリウム一塩化物、炭酸水素塩泉で神経痛や運動障害に良い。◆利尻富士町鴛泊227-7 TEL:01638-2-2388
利尻山に降った雨や雪が火山灰質土壌に濾過され気の遠くなるような時間を経て再び地上に出た時は天然のミネラルウオーターになる。そんな利尻の地下水が利尻山登山道鴛泊側の途中、北麓野営場から徒歩10分の地にある「甘露泉水」だ。水場迄は登山道の整備も良い、歩くのが苦手な方は利尻富士温泉の脇でも原泉から引かれた甘露泉水が汲める。
利尻島の観光スポット姫沼の湖畔遊歩道入り口から80m程の所に石枠で囲まれた様な湧水口が有ります。小さなパイプから湧き出しているが湧水量は少なくペットボトルでも時間がかかりそう。遊歩道巡りの途中で給水には良い。
利尻島内には名水ポイントのなかで特異な感じのする所が「長寿乃湧水」理由は屋根上の看板だが利尻富士山麓の湧水の一つ。名前は北方の探検家、間宮林蔵が名付け親との事らしいが。鷲泊から島内一周道を時計回りに進むと民宿の雪国の隣にある屋根上に大きな看板があり見逃す事は無いだろう。
季節限定だが広い笹原一面に咲き乱れるエゾカンゾウを前掲に聳える利尻山は外せないスポット。ポロフンベは礼文島を望む西海岸線にあり意味は「大きいクジラ」と云う事になるのだが、地形的な特徴も伝承もはっきりしない。ポロフンベは、ポロフムウシベ「大きな膨らみの有る海岸」で、大磯という地名はポロフンベを意訳したのかも。古くから利尻山は航海の重要な目印であった様で古文書に登場する。
富士野園地はエゾカンゾウの群生地となっており気軽に原生花園を楽しめます。スケールはポロフンベには及びませんが目前に海鳥の繁殖地でクロユリの群生地であるポンモシリ島があります。またポンモシリ島は利尻島で野生のアザラシを観察できる所で、双眼鏡の持参をお勧めします。園地の展望台からは礼文島がよく見えます。
夕日が美しく見える事で評判の展望台でが登りはやや急。頂上からは右にペシ岬、正面は稚内、北の水平線を赤く染めた夕日に浮かぶ礼文島のシルエットなども良い。振り返ってみると利尻山が夕日を浴びて岩肌が刻々と変わっていくのも壮観。眼前には海鳥の繁殖地でもあるポンモシリ島、右側はエゾカンゾウ群生地の富士野園地。
利尻島の玄関口である鴛泊港を見守る様にたたずむペシ岬(標高93m)はご来光の名所で灯台山とも呼ばれる展望台。その頂上からの眺めは雄大な利尻山をはじめ、鴛泊市街地を一望する事ができ、背後には礼文島を眺める事が出来ます。鴛泊港から徒歩30分で頂上まで行けるが、悪天候の日は無理をしないで下さい。利尻山十六景の一つです。
ペシミ岬展望台の登り口に会津藩士の墓はあります。蝦夷地防衛の為文化5年に利尻に着任、本泊を本拠地に沓形と鴛泊に分駐屯、しかし多くの藩士が寒さのため水腫病に侵され亡くなったといわれている。利尻島には本泊と沓形にも会津藩士の墓があります。
原生林に囲まれた周囲800mの湖で湖畔を一周出来る遊歩道が設けられています。風のない晴天時には湖面に鏡のように映る「さかさ富士」を見る事ができます。姫沼は元々小さな複数の沼で湧水があり人工的に三つの沼を繋いで水位を調節して出来た沼。ヒメマスを放流したので姫沼と言うとか。姫沼から1km程下ると「姫沼展望台」があり鴛泊港と礼文島と遠くサロベツの海岸線まで見渡せます。◆利尻郡利尻富士町鴛泊湾内 姫沼遊歩道沿
正面に鴛泊港を見渡す展望台で高級コンブのブランド利尻昆布やウニ漁の様子が間近で見られます。小砂利の浜辺が星昆布の帯で覆われるのも利尻ならではの光景。ほぼ利尻島を一周するサイクリングロードが整備され、此処が起点。
1848年にアメリカの捕鯨船から単身焼尻島に上陸し、その後利尻島に上陸、マクドナルドはその後長崎に送られ日本で最初の英語教師となった。ペリー来航時彼の教え子が通訳したとか。野塚展望台の一角に上陸記念碑があります。
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