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歴船川の河口の北方、浜大樹と当縁川の間に『大樹町多目的航空公園』という巨大な公園が在る。太平洋に面した美成地区にある全国的にも珍しい航空専門の公園で、敷地の中に全長1kmの舗装滑走路を有しグライダーなど各種スカイスポーツや野外レクを楽しむ場としても利用できる。ということになつているが現在は航空宇宙実験が優先されているという。国が進めるプロジェクトとして高度約20kmの成層圏に全長250mの飛行船十数機を浮かべ様々な実験を行っていると。大樹のシークレットゾーンという雰囲気十分だが、観光で行く所ではない。◇大樹町字美成169番地
晩成温泉から500m程沼側に寄った丘の上とホロカンヤントー湖畔のキャンプ場は台風と地震の被害で閉鎖された。現在は温泉の利用者に限り晩成温泉横の広場が利用料無料のサイトスペースとして解放されいるが、利用できるキャンプ専用施設は殆どなく不便。グループならコテージという選択もあるが一人旅なら、緊急ビバークや温泉が目的でなければカムイコタンキャンプ場の方がよい。近くのオイカマナイトーではカヌーは可能と思うが水深が浅くマリンジェットなどは難しそう。湖畔にはバードウォッチングのための観察施設も有るが、あまり手入れがされていないようでここからの観察や撮影は難しそうです。
歴船川は十勝では2番目に長い渓流で清流日本一に何度も選ばれたことのある川で、上流支流のヌビナイ川には日本一と云われるエメラルドグリーンの七ッ釜(滝壺の有る七段の滝が連なる)などもある綺麗な川。カムイコタン農村公園この歴船川の畔にあり設備が整っている『カムイコタン公園オートキャンプ場』や大樹営林署がつくった『歴舟の森・森林浴コース』が併設されている。清流と森に囲まれたオートキャンプスタイルのキャンプ場で、山側のサイトと管理棟近くのサイトに川沿いのセミオートサイトというつくりになっている。キャンプサイトによって景色はまったく異なるが、川沿いのサイトは炊事場などには遠いが眺がよい事と、カヌーには便利でカヌー愛好者や釣り人には人気がある。アウトドアのベースキャンプには最高のキャンプ場かも。ただ歴舟川は暴れ川で急激な増水も有り天気予報には注意してください毎年10月上旬にキャンプ場を会場に、カムイコタン公園まつりが開催されている。 ◇開設期間:6月30日~9月2日
◆カムイコタン公園キャンプ場 ◇TEL:01558-7-5623 ◇大樹町字尾田218-5
キモントウ沼周辺は渡り鳥の飛来地で国の特別天然記念物・タンチョウの生息地でもある。ジュンサイの摘み取りは6月下旬頃から始まり8月半ばごろまで続く。そのジュンサイは瓶詰となって道の駅・コスモール大樹でも販売されている。沼の近くに行くルートを探す事、何度か試みるも沼にはたどり着けず私には幻の沼のまま。
国道236号を大樹町から広尾町に向かって進み市街地を抜けると広い草地の右手に開進のカラマツのある北開神社の森がある。神社の中央部後方のカラマツの中で一際大きいのが御神木という開進のカラマツで、日露戦争の戦勝記念に明治39年に植えられ十勝管内で最も古いカラマツと言われている。平成19年の調査で胸高直径93.8cm、樹高26.3m、昭和43年に「北海道の名木」に指定、昭和48年に北海道の「記念保護樹木」に指定されている。最終的には敗戦となるので御神木というにはやり過ぎでしよう。◇大樹町字開進
日高山脈の山麓にある光地園牧場は地元の人にもあまりも知られていない広大な牧場。日高山脈の迫力の有る山並みを背景に放牧された牛馬たちが添景となり、牧歌的で雄大な風景が広がっている。標高400m前後の高原に広がる牧場では5月から10月まで牛馬が放牧され、冬季は放牧された牛の半数が冬季舎飼畜舎で冬を越すという。ただガイドさんと行くか事前にGPSのセットをしておかないと迷いそうだ。道は殆どが舗装だが牧場の敷地内には入れません。
道道622号線とほぼ並行して流れる歴舟川は今も砂金が採れる道内では数少ない川で、2001年には歴舟川上流の中ノ川で大きな砂金塊が発見されたとか。管理人が高校生の頃はまだ砂金堀を職業にしている人が居たのだが大樹町の観光ポスターにもなった辻秀雄氏が砂金掘り一筋に生きた日本最後の砂金掘り職人となってしまった。加藤公夫著『北海道砂金掘り』に故辻秀雄氏の半生記と伝統的な砂金掘りが詳しく書かれている。その伝統は歴舟川に今も引き継がれているのだ。砂金堀が職業としては無理でも遊びとなれば話は別、観光や趣味で砂金堀はかつてのゴールドラッシュに想いを馳せ黄金のロマンに浸るのもいい。砂金堀の道具は大樹町役場と、道の駅大樹で借りることができる。個人での体験には申込みは不要だがガイドが希望の場合と団体での砂金掘り体験は予約が必要。 ◇申込先 大樹町役場 産業課 ◇TEL:01558-6-2111
◇大樹町歴舟川上流 相川地区
歴舟川は日高連峰を水源を発し太平洋に注ぐ河川延長65kmの川で過去6度に渡り「清流日本一」に輝く清流。かつてのゴールドラッシュの時代から砂金が掘られ日本最後の砂金掘り職人がその半生をかけた川でもある。道道55号から分かれ歴舟川を上流へ走る町道は拓進地区の牧場から先は道は砂利道となりやがて歴舟川本流にかかる日方大橋だ。日方大橋を越え右折し林道を進むとやがて日方橋につくが、この二つの橋の間は通らずの函が続いていて通称・坂下仙境と呼ばれている。その先は林道となるが、この一帯のゴルジュ(峡谷となった谷)を坂下仙境と呼んでいる。日方橋より1㎞ほど上流に砂防ダムがあり魚類の遡上はそこまで。此処まで来る人は釣り人くらいですが中には川下りをする強者もいるという。林道は路肩が弱く危険なところが多い為、先に進むにはジムニーの様な軽オフロードタイプが向いていそうだ。普通の車でも日方大橋までなら問題なく行けるでしょう。坂下仙境の景観は日方大橋で十分に堪能出来るのだから林道奥には進まない方が無難。◇大樹町拓進 日方大橋付近
かつては日本一の清流という歴船川源流域のヤオロマップ川の合流点からマオロマップ川出合いまでの間に幻の滝と云われる『中滝の沢の滝』(高さ40メートル)や大量の水が噴き出す『大砲の滝』をはじめとする多くの滝が存在し中には落差が100m以上の滝もあるという。中の川に関しては詳しい事はわからないが、知られているのは沢登りのコースになっている歴舟川支流のヌビナイ川で、標高507mの二股を過ぎてから始まる『七つ釜』と呼ばれる七段の滝が真っ白な花崗岩を流れ下り、それぞれに透明感のあるエメラルドグリーンのプール持つ日高を代表する秘境の景観というも名前のある滝はない。単独ではアプローチは不可能と思える難易度の高い沢登りとなり、噂を聞くだけの存在だ。尚アプローチの林道はその年によって状況が変わるので、登山の際は事前に確認してください。
歴舟川についての大まかな説明は坂下仙境の所でしているので省略するが、上流は砂防ダムと日方橋の間だけでそれ以外で釣場は殆どない。釣りが可能になるのはペンケ日方川との合流点より下流に有る砂防ダムから下流の歴船川となる。砂防ダムから下流も函は有るが水量次第では通過可能、拓進四十六号付近からは川原の開けた所が多くなり釣りは楽になる。下るとやがて中の川とヌビナイ川の流れを集め歴舟川は大川の様相になる。中流域は小さい蛇行を繰り返しカムイキャンプ場より下流では大きな蛇行を繰り返しながら大樹市街まで続く瀬の多い流れになっている。入釣には相川橋やキャンプ場を利用するのが便利だが尾田橋は中の川とヌビナイ川に入るには都合良い。二つの支流はかなり奥まで林道が通っているので林道の橋からでも問題はないがヤマメ狙いなら中の川は魚道付の砂防なので多少の期待は出来るかもしれない。ヌビナイ川にも巨大な砂防があり釣りはこの下流になるでしょう。ただ林道は相当奥まで延びていているが水生昆虫さえまともにみられない上流域の釣りは諦めた方が身のため。下流域は春先のアメマス狙いが有望だが入釣できる場所が極端に少ない。
大樹町には二つの漁港があり釣り対象魚も同じ、夏の一時期を除けば港内でチカが釣れている。4月はキュウリ、5月に入ると小型のカンカイだが早い年は3月から釣れる事も、8月中旬にはサケ、10月中旬になると大型のカンカイが時折姿を見せ始める。川カレイとカジカはほぼ終年、ただあまり多くはない。ルアーで海アメが終年狙えるのは十勝海岸の特徴かも。最初は広尾町との町界にある旭浜漁港、小さな港なので釣りのポイントはつかみやすい。釣りに訪れる人は多いので一番人気の中央岸壁は先着順という感じだが、北防波堤とそれに続く砂浜はスペースは空いている。但しサケ釣りシーズンが始まるとこちらも先着順でしょう。紋別川が注いでいる海岸は海アメ狙いも可能か。樹漁港もチカは港内になるが投げ釣りは西防波堤と海岸に突き出ている二本の防波堤、車は入れないので歩く事になるがルアーの場合は北防波堤が狙い目か。沖の外防波堤が消波堤の役割を果たすので旭浜漁港より若干シケには強い。大樹町の晩成温泉の付近の海岸も投げ釣りには人気が有る所、サケ釣りシーズンは別として晩成温泉の存在が人気を後押ししているような気がします。釣れる魚は漁港とは少し異なるがそれほど変わる訳ではない。小型のカンカイが釣れだすのは6月頃と少し遅い、冬期間に沼でワカサギ釣りが出来る、極めつけは冷えた体を温泉で癒せる事だ。
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