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帯広市は十勝管内では唯一の市であり十勝の中核都市の役割を担う。北は大雪山系、西は日高山脈に囲まれた広大な十勝平野の中央部にあり内陸部に位置するため気候は寒暖の差が激しい。冬には風の弱い十勝晴れといわれる快晴の日も多く穏やかな気候である。十勝開拓の歴史で特徴的なことは多くの開拓は官主導で行われたのに対し晩成社をはじめとする民間の開拓団により進められた事だ。そんな歴史を持つ十勝には明治から続いている牧場や企業が多い。
市街地に隣接し帯広の中心街とは思えないほど自然の残された広大な都市公園で帯広道立帯広美術館や帯広動物園、帯広の歴史がわかる帯広百年記念館など見所も多い。園内には約700本の桜や白樺並木、十勝に自生する植物が楽しめる野草園もある。帯広市の緑ヶ丘公園の東側にある巨大な芝生広場グリーンパークと緑ヶ丘公園との境目にかつて世界一の長さ誇った400mベンチがある。
北海道立帯広美術館からおびひろ動物園へと続く道には18名の彫刻家による21体の彫刻作品が並んでいる。春は桜の名所でもある。緑ヶ丘公園は元々十勝監獄の有った所で公園はその敷地の一部に作られ、現在も十勝監獄石油庫やレンガ工場跡地が残っている十勝監獄跡石油庫は帯広市指定文化財です。◇北海道帯広市緑ケ丘2
1958年に開園された野草園は、緑ヶ丘公園の中でもひときわ鬱蒼とした樹木が生い茂る場所で十勝平野に自生していた野草を昔のままの姿で残している。500種類にも及ぶ野草が自生していて資料としても貴重な存在。四季折々に咲く花は地味なものが多いが、野草を自然の状態で観察でき学習の場となる。見て歩く為には運動靴と虫除けは用意の事。入園は無料、開園は4月29日~10月31日
明治16年に開拓団体の晩成社が帯広に開拓の鍬をおろしてからちょうど百年目にあたる帯広市開基100年を記念して開設された記念館。帯広と十勝の開拓時代の歴史と自然、人々の暮らしから農業王国の確立の成り立ちまでと、日高山脈と十勝平野の創生期や十勝の先史時代、先住民であるアイヌの人々の生活の様子などがとてもわかりやすく紹介されている。また先住民族であるアイヌ民族の伝統的な文化について本、ビデオ、CD、絵本などの資料を集めた『アイヌ民族文化情報センター』が併設されており、十勝では貴重な施設となっています。◇帯広市緑ヶ丘2番地 TEL:0155-24-5352
帯広動物園の良さはのんびり動物を見て廻れること、子供連れの時は色んな遊具を備えた遊園地もあるのでそれなりに楽しめる。有名な旭山動物園とは色んな意味で対極にあるような動物園だ。有る意味ではこれが本来の市民動物園という感じがする。ライオンやゾウ、キリンなど定番の動物をはじめ、シベリアトラ、ホッキョウグマなど北方系動物、国の天然記念物に指定されているオオワシ、オジロワシなどおよそ70種の鳥や動物たちが飼育されている。旭山動物園は山の斜面にあり入園者も多くゆったりと動物たちを見る事が難しいし疲れる。それに比べるとのんびりした帯広動物園で癒しの一時を過ごせるというのも良いのでは・・◇帯広市字緑ヶ丘2番地 TEL:0155-24-2437
都心にほど近い緑ヶ丘公園にありレンガが敷き詰められた並木道を少し歩くと北海道立帯広美術館。フランスバルビゾン派の絵画、ロートレックなどの近現代の版画やポスター、プリントアートなど約600点を収蔵し、作品は随時展示されている。神田日勝など道東ゆかりの芸術家の作品を展示するコーナーもある。◇帯広市緑ヶ丘2番地 TEL:0155-22-6963
緑ケ丘公園内にあるおびひろ動物園の一角に立つイグルーを形どった半円形の『氷雪の家』は世界で初めて五大陸最高峰を極めた冒険家・植村直己氏の功績をたたえる記念館。小さな館内には、氏が生前に愛用した道具や世界各地を冒険した時の写真、5大陸最高峰の石 北極に一緒に行ったエスキモー犬の剥製など展示されている。特にマッキンリーで消息を絶った時の最後の遺品は見る人の胸を打つ。植村直己氏〈1941年 ~1984年〉国民栄誉賞、バラーインスポーツ賞をはじめ数々の賞を受賞。1970年5月11日、日本人初のエベレスト登頂、世界で初めて五大陸最高峰を極める。1978年4月29日、世界初の北極点犬ゾリ単独行、北極点到達。1984年2月12日、世界初マッキンリー冬期単独登頂するも翌日にマッキンリーにて消息を絶つ。◇植村直己記念館 氷雪の家 TEL:0155-24-2437
市民の手により創られている広大な森で帯広市街地を取り囲む広大なグリーンベルトとなっている。森は道路で寸断され小動物たちにとっては安住出来る環境にはほど遠いが野鳥には良い住み家。園内には帯広の森研修センター、帯広の森市民農園、フィールドアスレチック、スケート場、パークゴルフ場、歩くスキーコースがある。ただ生態系の配慮に欠けているのが惜しい。
日本国有鉄道広尾線が1987年に廃線になった後も残されている駅舎で帯広市幸福町にある。駅名の縁起の良さから昭和50年頃『愛の国から幸福へ』というキャッチフレーズで有名となるが広尾線廃止とともに駅の歴史も閉じらたが、交通公園として駅舎とホーム、レール上にはディーゼルカーが静態保存されている。駅舎の中も外にも名刺や定期券などがもう貼る隙間もないくらいに貼られている。ホームの入り口には『幸福の鐘』があり『幸福の水』まである、これは手押し式のポンプでそれ自体今では殆どお目にかかれない代物。帯広市では唯一全国にその名を知られる幸福駅は今も観光名所で古い駅名の書かれた案内板の前は格好の記念撮影のスポット。◇帯広市幸福町東1線 TEL:0155-65-4169
廃線になった旧広尾線の駅舎で今は交通記念館となっている。記念館内には広尾線の時刻表や料金表などが残り、昔懐かしの写真等が展示され道具類などもこちらの方が残されている。ホームには懐かしの蒸気機関車が保存展示されているのが嬉しい。愛国駅は愛の国から幸福へというキャッチフレーズで一大ブームを巻き起こした縁起きっぷの元祖で「愛国から幸福ゆき」の乗車券は軽く1500万枚以上売れているとか。その愛の国から幸福へ記念切符が人気で駅前の店では硬券乗車券のレプリカが発売されている。(入館無料8~18時、冬期間時間短縮。◇帯広市愛国町基線39-40 TEL:0155-65-4169◇12月~2月は日曜のみ開館
道産子は北海道の開拓を支えた最大の功労者で、かつては農閑期の村祭りに娯楽として力自慢の輓馬が多くの開拓地で開催され、ばんえい競馬のルーツとなる。その歴史を公営賭博でしか残せないのは文化の貧困というしかない、ばんえい競馬がなくなれば『道産子』が消滅してしまう事もありえ『道産子』にとってばんえい競馬は最後の砦なのかも。文化として残すという事で北海道に唯一残された帯広のばんえい競馬は貴重な存在といえる。帯広競馬場の敷地内に隣接して「馬の資料館」があり農耕馬を使っての農作業を再現する模型や、開拓当時の馬車や農機具の展示、鋼鉄を打つ姿など十勝の開拓時代に活躍した馬と農業の歴史などを紹介している。◇帯広市西13南8 TEL:0155-24-2169
日本甜菜製糖が1989年に製糖工場があった敷地内に開設した資料館で砂糖の原料となるビート栽培や糖業に関する資料を展示している。『ビート』とは一般に『砂糖大根』といわれる丸大根風の植物で、気候の厳しい北方でも良く育ち、日本では北海道で栽培されているが十勝地方が主産地。ここではビートの栽培や白い砂糖になるまでの工程、ビートという作物の特性を模型やビデオで紹介しています。◇帯広市稲田町南8線西14 TEL:0155-48-8812
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