カウンター

足寄動物化石群と雌阿寒山岳麓&駅逓跡を巡る‼

動物化石の里 足寄動物化石群

足寄町・化石博物館

足寄動物化石群と呼ばれている化石にはクジラ類と束柱類の化石が含まれる。クジラは源鯨類と呼ばれる古いタイプから原生種への進化途上の18標本を確認、中でもヒゲクジラとハクジラの中間型の化石は世界で8標本、その中の半分はモラワンで発見されている。束柱類は謎の動物デスモスチルスの仲間で北太平洋沿岸の特徴的な動物として知られ、日本では歌登や足寄動物化石群のベヘモトプスとアショロアが有名。ベヘモトプスはパレオパラドキシアの祖先型と考えられアショロアはデスモスチルスの祖先型と考えられている。これらの化石標本は足寄動物化石博物館であえます。螺湾市街から車で螺湾川沿い約600m程の位置にベヘモトプス第一標本発見の地と書かれた標識が有る。かつてこの地はへベモトプスが暮らす陸地に近い海で、学説を代える原始クジラが泳いでいた海と云う事になりますね。

シオワッカ公園

足寄町・シオワッカ公園

足寄市街からはオンネトーにいく途中、螺湾にある足寄町の文化財で通称シオワッカと呼ばれている。地下から湧出する鉱泉成分が堆積して形成された推定年齢200年の石灰華半ドームで現在も形成途上との事で奇景の趣。シオワッカでは4カ所からの鉱泉を含む湧水が確認されているがそのメカニズムについての詳しい事は判ってない。近年は湧水量が減少傾向でドームが崩壊する事も懸念されている。石灰華ドームの周辺は公園として整備され休憩には良い。道道はオンネトーに通じるドライブコースだが鹿の飛び出しに注意。

ラワンブキ観賞ほ場

足寄町・ラワンブキ観賞ほ場

足寄町の螺湾川沿にはかつて今では幻となった高さが4mにもなる巨大アキタブキが自生し、その下を馬に乗って通る事ができたという。今ではフキの乱獲などで小型化し大きくても2m程。足寄町では螺湾川に沿って自生するアキタブキを『螺湾ブキ』として保護育成し持ち出しを禁止、北海道遺産にも指定された。道内で山中深く人の踏み込んだ事のない様な所に行くと、高さ2mに近いアキタブキは珍しくはないが高さが4mとなると別、そこでは誰でもがアイヌ伝説のコロポックルになれる別世界となります。4mには及ばないも巨大なラワンブキはラワンブキ観賞ほ場で見られる。入口に目印となるモニュメントが有ります。

オンネトー

足寄町・オンネトー

オンネトーは雌阿寒岳の西山麓にあ周囲2.5キkmの小さな湖。季節や天候、見る角度によって湖面の色が変幻自在に変化し別名を『五色沼』とも云う。オコタンペ湖、東雲湖と並んで北海道の三大秘湖とされ北海道を代表する秘境のひとつだったが、最近ではメジャーな観光地と化している。足寄からは螺湾川沿いに道道を遡って行けるが観光シーズンは渋滞する事も有る。撮影ポイントは湖岸の駐車帯からが一般的だが展望台や東湖岸も忘れずに。

オンネトー湯の滝

足寄町・湯の滝

オンネトーから3km、駐車場から歩いて20分程の位置にあり二筋の温泉が流れ滝となって下る。マンガン酸化物生成現象を地上で見られる世界で唯一の場所として有名な『温泉の滝』は国の天然記念物に指定されている。以前は天然の滝がつくる豪快な野天風呂として知られ、自由に入浴出来たが、貴重な自然保護のため露天風呂を移設、その後の湯量減少と観光よりも自然保護を優先、現在は入浴禁止で施設は撤去されている。左右の湯をそれぞれ『雄滝』『女滝』とも云う。

雌阿寒岳

足寄町・雌阿寒岳(左の山)

阿寒山群の主峰で、標高1.499m。約2万年前から噴火を繰り返している活火山。登山道が整備されていま雌阿寒温泉からの登山がお勧め。行きは2時間、帰りはオンネトールートで約1時間。頂上からは、大雪山、日高山脈、そして遥か向こうに太平洋も見え、手前には、形の美しい阿寒富士と、丸い形をした青沼が見えます。

錦沼

足寄町・錦沼

湖面がオレンジがかった色をしている周囲200mあまりの小さな沼。これは水中に含まれる鉄分を微生物が第二酸化鉄に変化させて生まれた色なのだ。そう言う意味では貴重な場所と言える。秋は紅葉に彩られた中に立ち枯れした松の木が目立つ景観が印象的。沼近に駐車出来るような所はない。

螺湾(ラワン)駅逓所跡の碑

螺湾(ラワン)駅逓所

螺湾駅逓は明治43年4月10日の開設、大正13年頃に廃止。裏面碑文によると『螺湾という地名は佐々木市四郎の命名という。旧国道と駅逓官舎はここから南下500mの所に有ったが、大正の大洪水で橋が流出し国道が今の位置に移動』とあり、碑の位置は駅逓敷地内となるが誰の目にも触れない所に設置するよりは賢明。碑は佐々木市源一氏が平成九年に建立。
◇現住所:足寄町螺湾49番地の3 国道241号線沿い
◇GPS:N43°18’20.3” E143°41’36.5”

足寄太駅逓所

足寄太駅逓所

明治35年開設、取扱人は野村文吉でその後に大西喜三郎に、明治38年には帯広の上田喜七に引継れている。駅逓の建物は平屋で、芽登街道の入口付近に有ったが、43年に鉄道が開通し市街中心部が北に移動したため同年秋頃、駅逓も神社入口の市街に移設されたというが、現地では碑の確認にはいたらず写真は頂き物です。駅逓は大正3年4月10日付で廃止。
◇現住所:足寄町南7条1丁目1番

パンケトブシ駅逓所

パンケトブシ駅逓所

明治36年に藤森弥吾吉によって開設された。陸別国道の第二利別橋の手前、三角道路がある付近ですが国道沿いで民家入り口近くに有るのがGマップで確認できたが管理人は要領が悪いのか到達できず、そんな訳でここに掲載している写真は頂き物です。駅逓の詳しい事は「駅逓跡を巡る旅」を参照してくださると幸いです。◇現住所:足寄町上利別393番地の3

オンネトー茶屋

足寄町・オンネトー茶屋

オンネトー『湯の滝』入口の少し手前にある茶屋で、オンネトー周辺と足寄町の観光案内や自然情報も得られる。店内にオンネトーの写真が展示され旅のノートなども有って情緒有る茶屋。名物は山菜ラーメン、熊笹エキス満点の「熊笹餃子」、「オンネトーラーメン」など。フキ蕎麦も有ると云う。

オンネトー国際キャンプ場

足寄町・オンネトーキャンプ場

阿寒湖の近くにある神秘的な湖、オコタンぺコ、東雲湖とともに北海道の3大秘湖とまで言われていたが最近ではメジャーな観光地と化している。エメラルドグリーンの湖と湖に写る雌阿寒岳の姿もどこか神秘的だ。キャンプ場はオンネトー湖畔の林間にあり時にはオシドリの親子を湖面に見ることもある自然とふれあえるのが魅力。野営派にはお勧めですね。管理棟と炊事場、野外路等の施設でいたつてシンプル。キャンプサイトは林間に広がっている。林間の中で1人でのキャンプは慣れていないと不安になるかも。

雌阿寒温泉国民宿舎 野中温泉

雌阿寒温泉国民宿舎 野中温泉

エゾ松の原生林に囲まれた雌阿寒山麓、雌阿寒岳登山口の標高700mにある国民宿舎で露天風呂が滝の上にある。釘を一本も使わない総アカエゾマツ造りの内風呂に湯量豊富な硫黄泉が溢れ、手作りの露天岩風呂で星空を眺めのんびり旅の疲れをいやせる。オンネトー周辺や湯の滝へのトレッキング、雌阿寒岳登山などアウトドアベースとしては手頃な位置にある温泉。◆足寄町茂足寄59 TEL:01562-9-7321

オンネトー温泉 景福 =休業中?=

オンネトー温泉 景福

2014.10より休業中内風呂は男性用と女性用ともに簡素な木造で,底の玉砂利から自然湧出し枠からあふれ出している。朝は無色透明の湯が夕方には白濁する。露天風呂はいつまでも入っていられる湯加減。お湯は濃い硫黄泉で神経痛、高血圧や皮膚病に効果的と云われ、登山後の筋肉痛には効果絶大。◆足寄町茂足寄162-1 TEL:01562-9-7370

足寄町の自然と観光スポット・ミニギャラリー

足寄町・上トブシ付近 足寄町・ラワン蕗 足寄町・ラワン蕗 足寄町・オンネトー 足寄町・オンネトー 足寄町・オンネトー 足寄町・化石博物館 足寄町・化石博物館 足寄町・シオワッカ公園 石田牧場のサイロ 清水谷足寄線の緑のトンネル 屏風岩の滝

☆更新情報など☆

 トップメニュー、レイアウトの一部変更。

横走り pagetop  戻る  先へ

十勝NAV

足寄町を巡る旅
本別町を巡る旅
陸別町を巡る旅
鹿追町を巡る旅
士幌町を巡る旅
上士幌町を巡る
新得町を巡る旅
close
芽室町を巡る旅
清水町を巡る旅
中札内村を巡る
音更町を巡る旅
帯広市を巡る旅
池田町を巡る旅
豊頃町を巡る旅
浦幌町を巡る旅
幕別町を巡る旅
更別村を巡る旅
大樹町を巡る旅
広尾町を巡る旅
えりも町を巡る

地名と伝説

サブコンテンツ

相互リンク

武四郎リンク

モバイル掲示板

掲示板談話室

アウトドア市場

ムラウチ

まち楽

twitter

サイトバナー

道北の釣りと旅-baner-1