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十勝川は上流でシイ十勝川とトムラウシ川に別れシイ十勝川は水源を十勝岳、トムラウシ川はトムラウシ山一帯を水源とする。トムラウシ川は東大雪の大渓谷と原生林を流れ下り今もなお数多くの人跡未踏の地を残した数少ない秘境といえる。渓谷を流れ下るトムラウシ川本、支流への入渓点はごく限られていて未開拓の釣り場が圧倒的に多い。トムラウシ川では常に危険と隣り合わせの釣りとなる事は容易に想像がつくだろう。それだけにこの川で釣りをするには装備を万全にして複数での釣行が求められる。此処で紹介するのは比較的安全に釣りが可能な所を取り上げてみた。アプローチはオフロードタイプの小型車が何かと有利ですがグループで行くことが望ましい。
トムラウシ温泉からカムイサンケ林道を17.5km進むとトムラウシ川と接して終点となる。ここから遡航スタイルに変えてトムラウシ川にはいるが入渓点付近は結構釣り人が入っている様で小型のオショロコマが多い。遡航するにつれ魚型は良くなるが地獄谷温泉手前でトムラウシ川と合流するワセダ沢をすぎると温泉の影響か魚影が途絶えるが地獄谷温泉を越えトムラウシ川が五色沢、化雲沢、スゲ沢と名前を変える所まで行くと再びオショロコマの姿が見られるが魚型は小形が殆どです。但しスゲ沢には魚影なし。五色沢では絹糸の滝手前まで。化雲沢はかなり奥まで魚影が濃い。地獄谷温泉下流でトムラウシ川に合流するワセダ沢は本流よりも水量が多くオシヨロコマが濃い。最も此処まで遡航しなくても十分に楽しめますが、単独行はかなり危険な地域です。
トムラウシ温泉からカムイサンケ林道を2.6kmほど進むと霧吹の滝の看板があります。ここに車をおいて滝の下まで下りここで渓流の装備に変えてトムラウシ川との合流部までと水量次第ではトムラウシ川本流の一部が釣り可能となります。大岩が多く下りも登りも体力の消耗が激しい釣りになりますが大物狙いでは本命かも。メインのターゲットはニジマスでオショロコマは少ない様です。滝の遊歩道は荒れ気味で危険な箇所も有り注意してください。帰路は滝からの急登で地獄を味わうことに成るかもしれません。キープは写真だけにしておきましょう。
トムラウシ温泉の横を流下しトムラウシダムに注ぐが温泉から下流は函地形で釣りは温泉から上流になる。手軽に釣りが出来るが、時々温泉前で釣りをしている人を見るが釣れた現場を未だ見たことがない。トムラウシ野営場からも入るルートがあるが本格的な釣り場は上流までいかないと・・・雰囲気だけなら十分ですが。釣り場としては上流までの遡行は比較的楽な方です。
曙橋手前の沼ノ原温泉の案内看板に沿って右折しヌプン峠を越えて進むと避難小屋の奥にヌプントムラウシ温泉が有るが、その横を流れる川がヌプントムラウシ川。入渓にはヌプン大橋や沼ノ原大橋が便利。渓相は橋近辺は穏やかな流れで初心者でも遡航は容易。ターゲットはオショロコマまれに虹鱒となるが魚影は極めて薄い。ここではメインは温泉、ついでに釣りという所です。
十勝川上流のシイ十勝川は川沿いに奥まで林道が通っているため、釣行者が多く全般的に魚影は薄いが、釣り場へのアプローチが比較的容易な事と、近くを道路が通っている事で釣り場での不安感を和らげてくれる。十勝川源流域では危険な野生動物ヒグマ対策を十分にする事、単独行は避けグループで行きましょう。歩く距離が長くなる事が多いので低水温の季節以外はウェィダーよりはウェットシューズとスパッツの組み合わせの方が良い。
東大雪湖(十勝ダム)はトムラウシ温泉に行く途中、十勝川の上流部にあり大雪山国立公園内に位置するロックフィルダムで堰堤の長さは443m、満水時は広大な湖となる。釣りは例年7月から9月迄の三ヶ月間だけ解禁、メインターゲットはニジマス、他には少ないながらも大型のアメマスやヒメマス、綺麗なオショロコマにあえる可能性も。フィッシングポイントは東大雪湖をまたぐ東大雪橋より上流側に集中、東大雪湖に注ぐ流れ込み周辺がポイントでイロネウシ沢インレットやパンケキナウシ川インレット周辺と十勝川本流の流れ込む周辺が主な狙い場となるが、ダムに注ぐ十勝川でも釣りはできます。ダムサイトにはよく整備された小さなキャンプ場があり東大雪湖の釣りには良いベースキャンプになりそう。
サホロ湖と佐幌川は漁業権が設定「東大雪湖と共通の入漁券で1日1,000円、シーズン券は8,000円」されており釣りの出来るのは7月から9月迄の3ヶ月間。入漁券はサホロリゾートの各ホテルやクラブ、新得町内のセイコーマートや釣具店などで。サホロ湖は周囲3.2km徒歩でも一周できる様な小さな湖でポイントも比較的絞りやすい。サホロ湖の西側湖岸は遊歩道や駐車場、キャンプ場やカヌーポート、釣り人の為のフィッシングデッキや芝生広場などが整備されたアウトドアスポットでカヌーが人気。サホロ湖の釣り場は比較的整備の進んでいる西側湖岸が中心で佐幌川バックウオーター、カヌー乗り場付近、フィッシングデッキ等、東側湖岸にもフィッシングデッキがあり容易に入釣可能。ターゲットはニジマスとヤマメ、アメマスとオショロコマなどです。サホロ湖は現在、資源保護の為禁漁です。
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