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足寄町には僕がみた数で言うと10滝以上ありそのうち名称のついている滝はここで紹介している滝だけになる。いずれの滝も自然条件の厳しい中に有り、観光気分で行けるのはトブシの滝、白藤の滝、白糸の滝くらいでしょう。
白水川は雌阿寒岳の大噴のあたり、硫黄鉱の堆積地から流れ出ているため川水は灰褐色に濁り通称「ニゴリ川」と呼ばれている。白水川が国道241号線と交差した約500m下流に白藤の滝が有ります。オンネトーに近く春は豪快、夏はさわやか秋は錦織りなす紅葉を背景に柱状節理の断崖から飛沫をあげて落下している様は豪快で秘境の滝という趣だ。滝に降りる道は急なので履き物はしっかりしたものを。国道から滝まで徒歩5分程度の地点まで自動車で入る事ができる。過去の事だが車からの盗難騒ぎがあつたのを覚えている。
足寄駅から約7Km程、右側に西山緑化センターが有りその裏手側にある15m程の滝で水量は多くない。滝の入り口は緑化センターを過ぎると廃屋が有り、そこから畑の際の道を歩いて100m程進み、突きあたりから坂道を下ると滝の音がきこえる。沢にはいるとそこには断崖絶壁を流れ落ちる『二段五丈の滝』があります。水量が乏しく静かな流れだが春先は豪快な滝なのだろう。別ルートでは中足寄線経由で『川上農場』を経て滝に行くルートが有るというがこちらは未確認。◇足寄町中足寄
湧水が断崖を流れ下り滝を作っている。滝の左側を登り詰めるとそこには直径1m程の湧出口があり、そこから溢れた水が滝となって流れ下っているが、眼前で地下水が噴出すのが見られると言うのも珍しい。滝よりもこちらの方が稀少価値が有るかも。湧水が滝の源なので水量は一定している。足寄町中心部から国道242号線を北上し道道468号線に進み後は道なりに白糸地区まで。6km過ぎに小さな案内板が有るが見逃すかも。道路左側に小さな公園風の広場と鳥居が有ればそこが滝の入口だ。遊歩道を辿ると5分ほどで滝。
芽登から足寄方面に向かう途中に左折、既に廃業したと島田温泉に。道の駅からだと約3kmの地点で右手に入る広い砂利道路に入る。温泉を過ぎて小さな橋を越えるが、以前は橋のたもとに3~4m程の滝が架かっていたのがいつの間にか消えてしまった、水路が変わったのか・・朝霧の滝と思っていた滝なのだが、実は別な場所に朝霧の滝は存在していた。この橋の下を流れるオケトニ川が美里川の造った河岸段丘崖になっている所で綺麗な滝となって落ちていたのだ。オケトニ川の本流が滝になっているので、完全に水涸れする事はないと思うが渇水期は滝には見えないと思います。行くなら春先が良さそうです。
オンネトーから約2Kmの阿寒富士山麓、高山植物の群生する岩山に二条の温泉の滝が高さ約50mのところから岩を伝い湯けむりをあげ流れ落ちている。岩の問から噴出する湯は43度で以前は豪快な露天風呂を楽しめる所として有名でしたが、湯量の減少とマンガン酸化物生成現象を地上で見られる世界で唯一の場所として国の天然記念物に指定され、露天施設は撤去され入浴も全面禁止。観光よりは自然保護を優先した英断は評価出来る。
国道242号を陸別町方面へ『上利別橋』『第3利別橋』を順に渡り、次の『第4利別橋』を過ぎてまもなく小沢がありその横に高台方向に向かう農道がある。農道の入口には2台ほど駐車可能なスペースが有り、端に『トブシの滝』の案内板が立っている。沢の奥まった所に有るため注意していないと見逃してしまいそうです。滝の落差は4m程で、なりは小さいがなかなか見応えのある滝です。滝の傍まで徒歩1分程で行けるので足寄では一番気軽に寄れる滝です。農道の入り口に屏風岩の滝の案内板が有ったがかなり痛んでいた。滝の名前はこの地域の地名である上斗伏に由来する。◇足寄町上斗伏
トブシの滝から農道を案内板の通りに畑の中を進む事数百mで鹿防止柵前の行き止まりに狭い駐車スペースがある。ここからは歩いて鹿防止柵の扉を4回開け閉めし約400mで豪快な屏風岩の滝につく。途中の屏風岩は壮観だが落石に注意。※此処までの記載は以前の話しで平成19年に訪れた時は鹿よけフェンスは最初の部分は今迄と同じだったがその奥は落石で殆ど壊滅、最後の扉は固定され開閉が出来ない様になっていた。どうしても見たい方は3mの鹿よけフェンスを乗り越えなければ滝には辿り着けません。減水期なら釣り竿を持って利別川から遡行という方法も◇北足寄郡足寄町上利別パンケトブシ
芽登温泉から約6Km上流のヌカナン川にある滝で、糠南ダムを過ぎ橋を2度渡ると左側に『巨岩の滝』案内板がある。そこから踏み分け跡を辿ると滝横の崖上に出ます。川原に下る踏み跡を慎重に下ると滝壺の前に行ける。大きな岩の上から大量の水が落下する光景は豪快そのもので時には白い水飛沫が霧の虹を架ける。川の規模からすると極めて大きい滝壷にはイワナが生息している。一時はニジマスも放流されたと聞くが見た事はない。岩に咲く石楠花を愛でながら、原始の流れで釣り、滝の鑑賞とは贅沢か。要入林許可
道道88号線を置戸町方面に進み、置戸町との町境近くにある美里別本流林道に入り約4km程進むと、左側に美里別の滝の案内板があるも、入り口以外には案内板はない。林道の空き地に車を停めて滝に向かう林道跡の道に入る。途中T字路のような所で、大木に赤スプレーで滝への矢印が有るのでそれに従おう【初めてこの滝を訪れた時は此処まで車で入れたが】。まもなく滝のある崖の上につく。ザイルが有れば滝の下まで降りるのは可能だろう。滝の少し上流から渡渉して下流に向かって右側から下ると良い。それでもダメという方は先ほどのT字路部分を右折せず、そのまま緩やかな傾斜地を直進すると美利別の川原に抜けられる。後は遡行で2回ほど渡渉が有るが5分程で滝壺につく。水が少ないときは長靴で十分です。釣り人には以前から知られていたが『美里別の滝』の上下流にも支流から注ぐ滝が有る。上流の滝は美里別の滝から直線にして750m程で地形図には沢地形が描かれている付近になる。下流は『美里別の滝』から30mほど下流で支流が滝となって本流に注ぐ。遡行スタイルなら別だが藪こぎは必須。
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