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浦幌町は十勝管内の東部に位置し東は丘陵と河岸段丘、南は太平洋に面した南北に長い町。町の中央部を浦幌川が流れ浦幌十勝川と合流し太平洋に注ぐ、浦幌町は総面積の65%を山林が占めるという十勝では比較的自然が残されている町です。また炭坑などの産業遺蹟の残っているのは十勝では浦幌町だけかもしれません。浦幌川下流部から十勝川河口にかけて湿原が点在しガン、カモ類の重要な中継地となつている。
国道38号線沿いの広大な森林公園でバンガローやフリーとオートキャンプ場、パークゴルフ場、フィールドアスレチックなどがあり気軽にアウトドアを楽しめる公園です。遊歩道も整備され平和塔や眺望の丘展望台、展望台など三ヶ所の浦幌市街を見渡せる展望台もある。公園入口ちかくには二階建の『ふるさとのみのり館』や野外ステージ、バーベキューハウスがあり野外パーティーなどに利用できる。無料の会議室や、多目的ホール、研修室を完備。売店には焼肉やビール、野菜なども販売しているので手ぶらで行っても何とかなる。冬季閉鎖・・◇浦幌町東山町 浦幌森林公園内 TEL: 0155-76-5005
浦幌市街から1kmの国道38号線に隣接するうらほろ森林公園にあるキャンプ場。国道沿いなのでうるさそうに感じるがサイト付近は意外と静です。基本的な構成はフリーサイトとオートサイトにバンガローというもの。ただフリーサイトは付け足しという感じでバンガローに囲まれた芝生の広場で何となく居心地が良くなさそうだ、これでオートサイトとは500円差の料金。ということでフリーサイトの方は緊急用に、バンガローはAC電源つきで3.500円と安く雨天時やファミリーで利用するのは良いかも。開設期間は5月から10月までとかなり長いのがありがたいですね。◇浦幌町字東山町22 TEL: 0155-76-3455
この辺に詳しいのは釣り人とバードウオッチャーで、地元の方にもあまり知られていない原生花園。トイトッキ沼と沼から浦幌十勝川の河口に向かって中間付近までの海浜は豊頃町で内部は浦幌町になる。道を海岸に向かい右側はトイトッキ浜原生花園、左側は豊北原生花園という訳だが、現実的には区別する必要はない。海岸沿いに林道があり、浦幌十勝川の河口までと、トイトッキ沼近くまでいく事ができます。6月から9月にかけ高山植物と海浜植物が咲くが、話によると300種もの植物が生育していると。大津側から行くと国道336号線にかかる浦幌大橋手前に小さい看板がありそこから右折し町道を直進、突き当たりの分岐点にも看板が有る。海岸に着くと釣りとキャンプは自由に出来るが施設は一切ありません。
二つの原生花園は標高5から6mの砂丘に広がる喬木のない草原で高山植物など多くの他に海浜植物がよく自然の保たれた状態で群落を作り生育している。特にトイトッキの草原群落はガンコーラン、コケモモなどの高山植物が多く、群落の自然状態も良い。ヤナギランの群落など他では殆ど見られない種類もあり、北海道の天然記念物に指定、木柵のゲートがあり車は決められた道しか進むことは出来ない保護区となっています。花の種類は少なめだが絨毯のように敷き詰められたガンコウランの上に密生して咲く花の多さは圧巻。入り口近くにトーチカが残っていて驚くかも。豊頃方面からのルートもある様だがたどり着くのは難しいでしょう。
図書館や教育委員会に併設された博物館で、十勝と浦幌の自然・歴史・生活・文化を、6つのコーナーに分けて紹介している。浦幌には遺跡が多いだけに石器や土器など遺蹟出土品の展示と、野鳥王国に相応しく浦幌町の鳥『アオサギ』の生態を示したジオラマなどをはじめ自然と野生動物の展示が充実している。実物資料のほか、コンピュータ・グラフィックや写真パネル、ビデオ、音響も駆使して分かりやすく展示・解説している。浦幌の自然情報を探すなら此処が一番と思われます。◇浦幌町字桜町16番地1 TEL: 015-576-2009
かつての。十勝川は浦幌十勝川で河口近くで浦幌川と合流する河岸段丘の上には十勝川河口流域の旧湿原地帯一望にする十勝太遺跡展望台は十勝太から豊頃方面に向かい5km程の所にある。浦幌十勝川と浦幌川の合流点を眼下にする丘の上には今も多くの竪穴が残るが、これは1000年ほど前に住んだ先住民族の竪穴式住居跡で、240基の住居跡が確認され、かつて此処には巨大な集落があった事がわかっている。土器の文様から擦文文化と呼ばれる北海道独自の時代のもので出土品は浦幌町立博物館が所蔵。十勝太河岸段丘遺跡を含む10万6000㎡が北海道遺跡に指定されています。
オタ・フンベの由来は「白糠アイヌの難攻不落のチャシであったが、チャシにろう城した白糠アイヌの食料が尽きたを知った厚岸アイヌは海岸におとりの鯨を作って白糠アイヌをおびき出し勝利した=概略」という伝承によるものだが他にもあるという。国道38号直別から厚内方面に3.5kmの太平洋沿岸に出た所にある半独立丘陵の上にあるアイヌ期の遺跡。付近は豊北に比べて花数は少ないが原生花園となっていてチャシの頂上は見晴もよい。チャシ跡は他にも有るが簡単に行けるのは此処と十勝太くらい。昭和56年に国史跡に指定されている。
厚内オコッペ浜は付近一帯は遠浅の砂丘になっていて以前は海水浴場として知られたところでした。その跡はキャンプ場として利用されていましたが現在は閉鎖されているようです。岩場もある海岸で釣りに訪れる方は結構いるようです。実はここから昆布刈石にかけて区間で気になっていることがありました。昆布刈石覆道付近には多分この海岸で唯一とも云える奇観を誇っていた土柱群、乳岩とも言われた景色が有りましたがそれが新道開設でどうなってしまったのか気になっていましたが、トンネル入り口付近の土柱群は今のところは健在ですが・・・
国道336号を釧路へ向かい浦幌町十勝太から海岸線の砂利道を厚内方面に進みパラグライダー場やがけの上から海へと水が流れ落ちている『黄金の滝』を通り過ぎると、間もなく展望台に着く。晴天の日は左に遠く釧路を望み、右には襟裳岬を展望できる広大な太平洋を見下ろす展望台です。新道が完成したらどうなるかはわかりませんが、展望台近くからは道が遠く離れることはなさそうです。展望はパラグライダー場もかなりよいです。
厚内港ら昆布刈石にかけての海岸地域にかけては海鳥や小型猛禽類など、浦幌十勝川河口左岸に位置する十勝太市街地にある旧船着場付近からトイトッキ沼、十勝川と浦幌十勝川河口を含む海岸線ではシギの仲間が多く見られる場所になっています。北海道では干潟の残された地域は少なくそう言う意味では貴重な地域かもしれません。特にトイトッキ沼などでは初冬と早春にはガンの仲間が訪れる。森林公園では森林生の野鳥が気軽に観察できる留真の森や道東スーパー林道沿もよい観察場所だが、この辺は熊対策も必要・・
駅逓所は人馬継立と旅人宿の両機能を有するが、開設時には人馬継立だけ、または旅人宿だけという場合もある。上浦幌駅逓所は人馬継立のみと伝えられるが、開設2年後に取扱人が朝日浅吉に変わっている。上浦幌駅逓所は中浦幌駅逓所と本別駅逓所の中間に位置し浦幌と本別間の中継点で、駅逓の説明版は道道56号線沿いの活平バス停のある牧場民家前にある。上浦幌の市街地より浦幌寄りになります。「上川上駅逓所跡」に関しては説明版の確認を出来ませんでした。浦幌川上流、川上の奥から伐採された製紙原木が本別駅に搬出されていたという。川上に浦幌川支流エキテイ川というがあり其の付近のようですが見落とした可能背もある。上川上駅逓所は昭和4年開駅、昭和19年の廃駅で駅逓取扱人は北村小三郎氏でした。
◇開駅:明治39年09月 ◇廃駅:昭和06年05月
◇初代取扱人:守屋晋吉 ◇2代目:朝日浅吉 ◇N42°59’30.9” E143°38’03.2”
留真で農牧のかたわら河西支庁のすすめで中川北松が引き受けた駅逓所は官設の2階建で下浦幌と上浦幌駅逓所の中間に位置していた。中川北松の入居したのは明治38年というので空白の期間があったようです。また明治36年開設とされているが実際に営業を開始したのは明治41年からと云う。説明版は道道56号線と947号線の分岐点近くの民家前、道路を挟んだ高い所に中川北松翁の顕彰碑(地形図にマーク)があります。道道947号線の終点に2011年に「うらほろ留真温泉」がリニューアルオープンしたが、古くから集落の住民が農閑期に五右衛門風呂を据え加熱して利用していたというが、中浦幌駅逓所の取扱人が大正4年に3階建ての留真温泉館を建て駅逓の宿泊客にも利用させていたというが、温泉経営は短期間でした。
◇開駅年:明治36年05月 ◇廃駅年:昭和03年06月
◇初代取扱人:中川北松 ◇所在地:浦幌町留真 ◇N42°55’09.7” E143°39’38.7”
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