太平洋に面した臨海公園で十勝管内で唯一の海洋水族科学館と海獣館、遊園地、全天候型テニスコート、パークゴルフ場、海水浴場、キャンプ場等を擁したテーマパークでしたが、入館者の減少に加え広尾町の財政事情等により海洋水族科学館と海獣館は閉鎖、遊園地も施設類は撤去され主要な施設は消滅。残されたのは海洋博物館、郷土文化保存伝習館などの文化施設とテニスコート、パークゴルフ場、キャンプ場や水遊びができる海辺のふれあい広場のみ。海水浴場は閉鎖されシーカヤックや釣り場向きのアウトドアエリアに変身した。サーフィンに関してはフンベの滝に近い美幌海岸の方が人気あり、海浜は黄金道路では珍しく砂浜が続いている。
北方圏の動物、魚の世界、広尾町の漁業、世界のサケに加えて2階までのスロープには、広尾町出身の第61代横綱『北勝海』展示コーナー2階には山岳画家『坂本直行』展示室の全6コーナーに分かれている海洋博物館で広尾町の漁業まで海に関する事や北方圏の野生動物がわかるようになっている。併設されている。郷土文化保存伝習館では広尾町の動物と自然、明治・大正時の漁家、黄金道路開削ジオラマなど広尾町の歴史や自然の資料が常設展示されています。(事前予約の事)◇広尾町字野塚989番地 TEL:01558-2-5572
市街地に近く海辺のキャンプ場といってもサイトは林間にあり静かな環境です。バンガローは8人用の水道付なのでグループ向き。海水浴や遊園地は無くなってしまったが『海辺のふれあい広場』から美幌地区までの黄金道路沿岸は知る人ぞ知るサーフィンのスポット。シーカヤックや釣りなどアウトドアユースなら存分に楽しめそうだ。設備も過不足無く揃っている。シーサイドパーク広尾敷地内にはパークゴルフ場も有る。また『オオバナノエンレイソウの大群落』を巡り歩くのも良いでしょう。◇広尾町字野塚 TEL:01558-2-4824
シーサイドパーク広尾敷地内で最初に咲くのはカタクリ、あまり知られていないが道東で唯一とも言える群落が有る。カタクリの花が終わりかけると国内で最大規模の群生地として知られる『オオバナノエンレイソウ』の白い花が辺り一面をうめる。ユリ科のオオバナノエンレイソウは、開花までに10年以上の年月がかかる長寿植物。他にもサクラ草など色々な花が有りますが珍しいのはシラネアオイ、あまり平地では見かけない。手軽に見られるのはキャンプ場の奥で観察には向いている。
西側に日高山系を仰ぎ見る広尾町より唯一登山道のある『楽古岳』は日高山系に属する秀峰で、様似方面から望むとラッコが頭をもたげているように見えます。標高は1,472mで山頂からは釧路へ続く海岸線や十勝平野を見渡すことができます。浦河側にも登山ルートがあるが、広尾側のルートは距離が短いかわりに、全行程を通じて急な登りで体力的にはきつい。広尾市街から登山口まで約17km 頂上まで約6km程度。
広尾町からえりも町庶野までの黄金道路沿いの海岸は、アブラコやカジカの大物が期待できる道内有数の磯釣り場。黄金道路沿いの磯や十勝港はチカ釣りの良いポイントにもなっている。8月の秋鮭のシーズンを迎えると町内の海岸には沢山の釣竿が並びサケ狙いの釣り人で賑わいます。ただこのシーズンだけ釣りをするという釣りのマナーを知らない人も大挙して来るので時には不快な思いをするのもこの釣りだ。釣れる魚と時期については大樹町の所で述べているので此処ではそれに追加するという事で説明する。釣れる魚は基本的に変わらないが岩場ではアブラコやカジカの大物が期待できる釣場が多い事と、鮭釣りのシーズンは十勝港と音調津港の港内でも釣れる事もがある。重要港湾に指定されている十勝港で竿を出すとなると、規模があまりにも大きいため始めて行くとどこで釣るか迷う事と思うがそんな時は釣り人の多い所に行って様子を見るのが一番。第三ふ頭一帯が見通しも良くいつも釣り人が竿を出している。此処が使えない時は第4埠頭北防側が良いようだ。黄金海岸での釣りに関して注意する事は雨などが続いた後で地盤の緩んでいそうな時は崖下には不用意に近づかないこと、もう一つは何時来るか判らない地震と津波に対する逃げ場を確認しておく事を忘れないでください。
日高山脈を源とする東広尾川と西広尾川が『青岩』の手前で合流し太平洋にへ流れ込む広尾川はかつて清流日本一にも選ばれた。隣町のえりも町のことだが日高山脈唯一の湖、豊似湖がある猿留川のサケ・マス孵化場に設置された檻で500kgを越えるヒグマが捕獲された。市街に程近い地域で孵化場の職員は命がけで仕事をしているというわけですが遡上する鮭を狙い秋はヒグマが人里に出没する。日高の山並みが海岸近くまで続いている広尾ではどこにヒグマがいても不思議では無いのだ。釣りに行くときは熊情報を確認することと熊対策は確実にしていこう。特に釣った魚をキープするときは絶対に臭いが漏れないような対策をしておくこと。臭いのある食べ物は持ち歩かないこととゴミは絶対に捨てないこと、これが守れないと貴方と貴方のあとに来る釣り人が生命の危機に立たされる確率が一段と高くなるのだ。厳しい自然の中ではマナーを守ることが命を守ることに直結する事を理解して欲しい。ヒグマは陸上最強でもっとも利口な動物です。
広尾川の水は綺麗だが東広尾川は相当に川がいじられている様であまり良い釣場とは言えない。西東広尾川は全体に自然河川の渓相が多いが砂防ダムが多く釣場は砂防ダムを狙って歩くのが楽かも。どちらの川にも砂防ダムがあり快適な釣場とは言い難いが砂防には魚道は設置されている。ヤマメもイワナとともに魚影は少ない。特にヒグマとの遭遇には注意の事。
日高山系から流れ出す豊似川は中下流域が最も自然河川らしい雰囲気を持つ川だが国道236号線が川に平行する様に通っていて上流域はかなり川がいじられている。下流の豊似橋付近ではルアー・フライともに快適に振れるが魚影は薄い。対象はアメマス、上豊似橋はヤマメ狙いの人が多い様だが釣れるかどうかは運次第。上流の岩見橋から函橋の間は函状の地形で入釣は無理。それ以外での釣りになるが国道が走っている分釣り人は多く釣れたら幸運。
楽古川は水量により入釣する場所とタイミングが釣りの結果を左右する。場所とタイミングが合わなければ全てが徒労に終わる事が多く当たり外れの多い川で、初めて行って釣れる事はよほど運に恵まれない限り難しい。加えて下流域では入釣場所が極端に少ないという事で地元専用という感じ。沢登りをされる場合は滝のオンパレードというので楽しめるでしょう。