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国道336号のえりも町の庶野から広尾までの31.7kmの区間を通称・黄金道路と呼んでいる。道路の起源は1798年ともいわれ巨額な資金が投入され『黄金を敷き詰めるくらいに資金がかかった』ということから黄金道路と呼ばれている。現在もまだ崖崩れや雪崩がひどい所にはトンネルの建設や補修、防護壁や覆道などいつも工事をしている印象。
えりも町の庶野から国道336号線沿に北へ向かうと道路の海側に駐車帯がありその入口に「これより黄金道路」と書かれた案内板と黄金道路の由来を書いた記念碑があります。望洋台という名の通り太平洋と望と黄金道路を望むことができるがその景観も少しずつ変わってきている。この先が黄金道路になるが、海がひとたび荒れると閉鎖になることが多い。
『北海道観光地百選』にも選定されている庶野港を見おろす高台にある公園で、数多くのエゾヤマザクラが植えられて北海道のサクラの名所の一つとして知られる。元々この高台には自生するサクラの群落が有った所です。桜の開花時期は5月上旬から中旬、シーズンには多勢の花見客で賑わいます。眺望の良さはそれなりにありサクラの季節以外でも立ち寄りスポットとしてお勧めできます。◇えりも町字庶野
目黒地区の国道336号から案内標識に従い左折〈広尾からだと右折〉し9.2km、約15分左の距離。途中からダートになるが道はよい、タヌキ君の案内板に従って進むと車5台ほど駐車できる森の中の広場に到着する。余談だが手前にある沼の沢橋付近には湧水が有るらしい。ここで入山届けを出し200mのガレ場を登り切った所に日高山脈襟裳国定公園内では唯一の自然湖、豊似湖がある。湖の周囲2kmの周遊コースが有るもガレ場が迫り路はあまり良くない。沼見峠への登山道あり。◇えりも町字目黒54 道有林135林班
豊似湖は原生林に囲まれ周遊コースでは運が良ければ「ピキッピキッ」という独特の甲高いナキウサギの声を聞ける事もある。ナキウサギは主に高山帯に分布し標高258mの湖周辺に生息しているのは珍しい。生息数が少ないため見られる確率は限りなくゼロに近いかも、姿を見るのは余程の運に恵まれないと。遊歩道を歩いていて時々遭遇するのは、走るのは速いが飛ぶのは不器用なエゾライチョウ、物まね上手なカケスと釣り人くらい。
猿留山道は江戸幕府により開削された蝦夷地最初の山道のひとつで、伊能忠敬が測量した道で幕末の探検家・松浦武四郎もこの山道を歩き、多くの記録と絵図を残している。その山道は町道や農道、林道などに姿を変えているが一部の区間は完全に廃道化。その廃道化した猿留山道を復元し今は一部を歩く事が出来る。目黒側からは猿留山道橋をめざしワラビタイ川林道に入ると山道の入口があり2時間程の山道歩きで沼見峠に至る。手軽に山道に入るには、豊似湖から観音岳への登山道を辿ると猿留山道に合流し、更に20分少し歩けば沼見峠。そこからはTV番組『珍百景』で紹介された形と違い逆ハート形に近い豊似湖が望める。
日高山脈唯一の湖、豊似湖が水源の一つになっている猿留川のサケ・マス孵化場に設置された檻で500kgを越えるヒグマが捕獲された。市街に程近い地域で孵化場の職員は命がけで仕事をしているというわけですが遡上する鮭を狙い秋はヒグマが人里に出没する。日高の山並みが海岸近くまで続いているこの地域では当然の事。渓流釣りをされる方は特に熊情報に注意。釣場は目黒の猿留川や豊似湖などです。
釣りをする前に幾つか注意することをまとめておきます。子供と一緒の場合は安全第一、岩場や防波堤にはライフジャケットの着用、岩場や黄金海岸では雨などが続いたあとは崖下に近づかない事、もう一つは何時来るか判らない地震と津波に対する逃げ場を確認しておくこと。そのためには当然潮位も確認しておいてください。あとは漁師さんの仕事の邪魔をしない事と昆布乾し場には絶対に入らないこと。
黄金道路の中間にある港で左右から延びる防波堤で囲まれただけの小さな漁港ですが、ほほ1年を通してチカが釣れる事から多くの釣り人が訪れる。大きい魚は25cm程もある。6~12月まではコマイも、手軽なのは市販の羽付チカ仕掛けでも魚群が濃ければ釣りになる。夏からアブラコが釣れだし、晩秋までカジカやクロガシラなども釣れ、稀にタカノハガレイが釣れる事も。サルル覆道と目黒覆道の間にある荒根地帯はアブラコとカジカの場所だが根掛かり必須。
漁港から目黒方面に続く美島窓岩付近の岩場などで、カジカやアブラコなどが釣れる。庶野漁港はチカとコマイときにクロガシラと目黒港と殆ど変わらないが港が大きい分有る程度の人数でも釣場にあぶれることはなさそう。ファミリーで子供連れなら無難なのは百人浜という所でしょう。稀に高級魚のタカノハガレイが釣れることもあるというけど・・・・
道東で大物が釣れる場所のひとつに襟裳岬西側周辺の岩場があり時には50cmを越す大物アイナメやカジカは釣られている。ただもう少し気楽に大物のチャンスをというのであれば襟裳岬漁港がお勧め。そんなに大物が出るわけではないが中型のアブラコなら釣れる場所だ。チカに関しては多分えりもで一番の港、晩秋から翌年4月頃までは中型のコマイも釣れる、冬は目黒や庶野と違い強風と寒さで敬遠される。
北海道で海豹で有名なところをあげると稚内市の抜海港、浜中町の霧多布岬、そしてこの襟裳岬となりますが、抜海港は越冬目的で大挙して訪れるが繁殖はしていない。繁殖地は道北の天売島や道東の浜中町など極限られた地域になる。その中でも襟裳岬は生息数が群を抜いていて、300頭前後のアザラシが暮らしている。東部沿岸の数ヵ所の岩場に生息しています。俊敏な泳ぎでアイナメやコマイ、タコなどを捕らえて食べる。ここで暮らしているのは殆どゼニガタアザラシ。フィールドスコープとデジカメが有れば楽しいかも。グルメなラッコもいるとか・・
広大い砂浜の背後には森が広がっている静かなキャンプ場。フリーのキャンプからオートキャンプまで対応する管理の行き届いたキャンプ場です。サイトは林間になり有る程度距離を保てるのがよい。百人浜は釣りは出来るが遊泳とカヌーは禁止。施設は平均的だがレンタル用品はキャンプに必要と思われる物一通りある。入口のレストハウスは閉鎖されているが、そのすぐ近くにはパークゴルフ場や高齢者センター(お風呂)もある。長期滞在やアウトドアのベースキャンプには便利なキャンプ場です。◇えりも町字庶野102-5 TEL:01466-4-2168
当サイトでは基本的に道北と道東を紹介しています。従ってえりもに関しては十勝の入口という意味でここでは「えりも町」の十勝側をメインにして紹介しました。
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