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南北に細長い枝幸町は、河川数こそ多いがその大多数が小さな川で滝も小さなものが多い。海岸線は段丘を形成し滝も海岸近くに多くみられるが、小さなチャラセなる滝に該当するものが主だが、そんな中で比較的知られているのが金駒内の滝だ。私が学生だった頃に、この川で砂金を採って生計を立てていた老人がいて川の名前をキンコマナイと言っていた。地図上は幌別川支流、ケモマナイ川で上流にも滝がある。
ケモマナイ川の滝は、鮭の遡上の季節に、観光客の姿を見かける唯一の滝。滝を見に行くというのではなく鮭の滝登りを目当てに訪れる人が多い。この滝に行く場合注意することがある。この辺はすでにヒグマの生息圏で、鮭の遡上期は熊が鮭を狙っている事も予想して行くこと。単独行動や暗い時間の行動は危険を伴うので避けた方がいい。歌登方面から来るとケモマナイ川に架かる橋の手前から左折して林道に入る。国道に架かる橋がチェックポイントだ。枝幸からは橋を過ぎて右折し林道へと進む。10月に入ると大鷲も見る隠れた名所だ。
河川名:幌別川支流ケモマナイ川 ◇所在地:枝幸町ケモマナイ
備考:近くに駐車可能な広場がある
ケモマナイ川の滝は、鮭の遡上の季節に、観光客の姿を見かける唯一の滝だが二の滝はアプローチが遡行だけになるため深山幽谷という雰囲気で観光などの対象にはならない。少ないが一の滝を越えて遡上する鮭鱒の事実上の魚止めの滝で、見たことが有るとすれば釣り人くらいのものだろう。一の滝と比べると高さはあるが水量は少なく滝壺はないので見劣りする。一の滝と同じように鮭の遡上期は熊が鮭を狙って出没が多くなるので注意のこと。いる事も予想して行くこと。途中までのアプローチは一の滝までと同じ一の滝を越えてから遡行開始
河川名:幌別川支流ケモマナイ川支川 ◇所在地:枝幸町ケモマナイ
備考:林道脇に駐車可能 落差約4mくらい
チャラセナイと言う地名はあちこちで散見、アイヌ語地名の中でも特に多い中に入るがすべて滝の事だ。その例として写真にもあるが代表的なのが知床オシンコシンの滝だ。川名はチャルセツナイ、チャラセナイと同じ意味だ。高いところからチョロチョロと水が落ちてくるところがチャラセナイと言う訳だ。記録にはあるが地名としては残っていないチャラセナイは意外と多い。枝幸町の海岸は海岸段丘崖が発達しているせいかチャラセナイタイプの滝が意外と多いが夏は殆ど鑑賞の対象外だ。ただ厳冬期には見事な氷漠となる滝もある。
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