2003年6月24日憧れの遠別川源流の魚止めの滝に年甲斐もなく挑戦した。以下はその始末記である 「20年ほど前1泊2日かけて行ったことが有る」 6月23日午前中に自宅を出発国道40号線を北上中川町佐久から遠別遠別に向かう。遠別川に入るのは明日と言うことで取りあえず遠別観光。小さな町なので観るものそんなに多くない。一通り観光を終えたところで車の燃料補給をと寄ったスタンドで「昨年人がヒグマに襲われ道路が閉鎖になって工事関係の人以外は入れない。襲われたのはハンターで子供連れの熊、襲われた人は少し怪我をしたけど無事」との話が・・・うーんこれはまずい、日帰りの計画はどーなる・・ま行けるだけ行ってダメなら諦めることに。遠別市街から国道688号線に入る。この国道は遠別町から幌加内町の朱鞠内の蕗の台にぬける未開通道路で終端が正修となります。幸和・久光・中央・共栄・東野・上遠別・正修へと車をはしらせるが途中念仏峠などこの先暗雲を予感させるような名前の峠が、遠名橋を過ぎてすぐ道が分かれた所にある岩魚橋で道は閉鎖、通行止めになっている。道路の正確な情報も無くこの先どこまで道が延びているかはっきりしないが、とにかく歩けるだけ歩いてみることにして今夜は車中泊を決め込む。翌朝4時寒さで目覚める。完全に明るくなっているが日の出はまだ、涼しいうちに少しでも距離を稼がなくてはならないと急いで出発、道は遠別川に沿ってだらだらと続くながい登坂も終わるころには道路はとても高いところを通る。遠別川を眼下に望む景色はまさに絶景、遠別の野生ここにありという感じが伝わってきます。ここからは高低差の少ない道路で歩くのはそんなに苦にはなりません。ゲートから歩いておよそ2時間で遠別川本流にかかる橋にでますがここの景色もまたいいです。橋の周りではツバメが沢山とんでいました。橋を過ぎると正修トンネルです。全長684m中はヒンヤリしていて熱くなった体にはとても心地ち良いが明るい出口の丸さがなかなか近づいてこない。トンネルを越えるとそこは斜面に補強工事が |
ここから先は作業道路が造られていて急なアップダウンのダートになっています。工事用作業道路が遠別川を渡るところから川に下れますが作業道路の終点までは2キロ弱、ゲートからはおよそ7キロくらいの道程でした。ここからいよいよ遠別川の遡行です。全く雨のない天候が続いているせいか水量はかなり少なく遡行はすこぶる快調だ。たが入渓地点から約2時間ほど進んだところでヒグマの足跡、それも新しいのが、子連れではないことを確かめ少し安心、大きさでまだ若齢の熊と判断、更に安心、念のため熊撃退スプレーを左手に右手には鉈をすぐに取り出せる状態で慎重に遡行再開、ほどなく蕗の生い茂る藪の中から微かに気配が・・方向を変える方が危険と思いここは素知らぬふりで通りすぎることにする。記憶を便りにここまで来たが問題は明るいうちに滝まで行って戻れるかどうかだ。今はこちらが優勢だが暗くなれば形成が逆転する事は明らか、工事用道路終端から谷の中を4キロ『地図上の距離、蛇行しているので実際はどのくらい歩いているかわからない』ほど進んでみたもののどうしても明るいうちには戻れないということで滝まで行くのは断念、釣りに方針を変更、持参のパックロットでルアーフィッシング開始。さすがにここまで来ると人の足跡は皆無、有るのは鹿と熊の足跡のみ。ヒグマに守られた遠別川の源流はさすがに大岩魚の楽園、十分に釣を楽しんだご引き返す。勿論ヒグマの気配を感じた所では緊張したが、今度は気配がない、更に下っていくと来るときには無かった新しい足跡が川原に。どうやら熊の方が先に逃げてくれたようだ。道路は後4キロほどの工事で幌加内とつながると工事の方が話していました。その中にトンネルが二つと大きめの橋が有るそうでまだ時間がかかるようですが 、完成すると魚止めの滝までは6時間以内でいけそうです。そのときにリベンジを今回は大イワナに免じて痛み分けということで。開通したら再度リベンジを・・・片道に要した時間は6時間30分。帰りは工事の車に便乗させてもらい感謝!・・さてリベンジはいつになることか・・ |