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紋別市の滝を巡る
北見富士山麓と藻鼈川の滝情報‼

北見富士と千間の滝

富士を冠したの山名は他にもあるがここで言うのは紋別市と滝上町、丸瀬布町の境界に位置する北見富士の事で1300mを超える道北では高い山なのだが頂上まで鬱蒼とした森林で非常に珍しい。北見富士を挟んで反対側の丸瀬布町に13の滝がある。登山道は紋別市側にあり道道306号丸瀬布渚滑線を丸立峠に向かい北見富士の小さな標識から枝道に進むとすぐ登山届けのポストがある。林道自体は割と整備されていて分岐より7kmほどで駐車可能な広場にでて実質的な登山口になる。千間の滝の真下をめざす場合は途中までは登山道を利用し二つ目の砂防ダムをすぎて川を渡る所から川通しに遡行するか旧道を通り千間の滝の沢を渡る所から遡行するかの選択となりそう、旧登山道への滝の展望台は道が殆ど消えてしまっている。旧道は殆ど踏み跡も解らない程なので下草が伸びてしまった状態ではお手上げだろう。駐車場から最終砂防ダムまで約40分、遡行約1時間程の行程だが草の状態や水量によってはもう少しかかるかも。滝に寄ってから北見富士の山頂まで行くには更に2時間くらいの時間的余裕を見ておきたい。滅多に登山者の居ない山なので事前の準備はしっかりする事。

所在地丸瀬布渚滑線を丸立峠付近。 備 考渚滑川支流立牛川支流源流

藻鼈の滝

藻鼈川で偶然に見つけた変わった滝’中央にアーチがありその中を滝が落ちている。穴滝というかアーチ滝というか非常に珍しいものですが、浸蝕でいずれはなくなってしまう運命。藻鼈川を遡上してきたピンクサーモンがこの滝を越えられず群れていたがそれを狙う尾白鷲の姿も。遅くなれば大鷲の姿も見られそうですが、当然ヒグマの狩り場にもなりそうです。そんな訳でこの滝に行く場合は早朝などはやめること。

気になる話

北海道の名付け親として知られる松浦武四郎爺の戊午東西山川地理取調日誌や西蝦夷日誌には渚滑川や藻鼈川に関する記録も有るが、その中に現在の中渚滑13線付近に「チトカンピラ右のかた大崩白岩平なり、其中程に一筋の滝ありと」云う記載あり一度確認して見ようと思いながら果たせないでいる(西蝦夷日誌にはチトカンピラの図あり)。また藻鼈川に関しては鴻之舞より下流で支流シュマララキ川出会いより上流の藻鼈川本流に「ソウ大滝」という記載有り位置的に考えるとそれが藻別川の無名滝と同じ滝である可能性は高いと思われます。遙か昔の紀行文の中にこれほどに詳しい情報が残されていることも驚きですが。

紋別市の渓流と滝・自然景観ミニギャラリー

藻鼈川水系1 藻鼈川水系2 藻鼈川水系3 藻鼈川水系4 藻鼈川水系5 藻鼈川水系6 藻鼈川水系7

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